子供のいない人生を考える
2024-08-29 17:07:32

「World Childless Week 2024 in Japan」が開催される意義と展望

「World Childless Week 2024 in Japan」開催のお知らせ



一般社団法人WINK(Wellbeing Institute for No Kids)が、2024年9月9日から15日までの間、オンラインで「World Childless Week 2024 in Japan」を開催します。このイベントは、国際的なコミュニティ「World Childless Week(WCW)」と連動しており、日本版としては4回目の実施となります。 

子どもがいない人生の現実を語る



2023年に発表されたOECDの調査によると、日本における1970年生まれの女性の無子率は27%であり、これは先進国の中でも特に高い数字です。この結果を受けて、日本経済新聞の記事がSNS上で大きな反響を呼びました。人々の中には「#生涯子供なし」や「#生涯無子」のハッシュタグを使って意見を発信する声があり、さまざまな立場からこの状況に対する見解が広がっています。

今年のテーマ「#生涯子供なし」



イベントのテーマである「#生涯子供なし」は、単なるデータの提示だけでなく、この表現が社会においてどのように受け取られ、一体どのような背景が存在するのかを考えることが目的です。多様な視点から「子どもがいない」ということに関して深い議論を行うことで、新たな理解が生まれることを期待しています。

イベントの内容とスケジュール



「World Childless Week 2024 in Japan」は、各日に異なるプログラムが用意されています。すべてのセッションはオンライン(Zoomで配信)で行われ、その内容は以下の通りです:

  • - 9月9日(月): オープニングセッションでは、ハッシュタグ「#生涯子供なし」がもたらす課題について考えます。WINKメンバーが問題の背景を共有します。
  • - 9月10日(火): 著者福山絵里子氏と「#生涯子供なし」の背景に関するトークセッションを実施。
  • - 9月11日(水): 不妊治療の保険適用化を求める国への働きかけについて、NPO法人Fineの松本亜樹子氏が講演。
  • - 9月12日(木): WINKo Labにて、海外から子どものいない人々の生き方を探ります。
  • - 9月13日(金): 北海道から地域における「子どもがいない」ことへの取り組みを共有。
  • - 9月14日(土): 東アジア諸国における文化と女性の生き方について、海外在住の方と対話します。
  • - 9月15日(日): 一週間を振り返るクロージングセッション。

全ての参加費は無料であり、自身が持つ疑問や考えを共有する機会として広く開放されています。

参加方法



参加者は事前にPeatixからチケットを取得し、Zoomからセッションに参加可能です。今年度はライブ配信を行わないため、事前録画が中心での配信となります。

今回は、特に子どもを持たない選択をした方々の体験や意見を尊重し、共に考える場となることを目指しています。

WINKの理念



一般社団法人WINKは、2014年に設立された「子どものいない人生を考える会」が発展した組織です。今回のイベントを通じて、子どものいない人生に関する理解を深め、社会全体で新たな価値観を持つことを推進していきます。

このイベントに参加することで、子どもを持たない人生の選択肢について新たな視点を得ることができるでしょう。皆様のご参加をお待ちしています。


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会社情報

会社名
一般社団法人WINK
住所
東京都新宿区白銀町5-10
電話番号

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