産業用ヘルメット「SC-31B」が新登場
2025年12月22日、ミドリ安全株式会社が発表した新しい産業用ヘルメット「SC-31B」は、信じられない軽さを実現しました。重さはなんと約265gで、従来品と比較して約45%もの軽量化に成功しています。この革新的な製品は、特に軽作業やフォークリフト運転などさまざまな現場で使用することができます。
背景と開発の目的
安全性が求められる現場でのヘルメット着用率の低下が課題となる中、ミドリ安全では、軽量かつ安全性に優れたヘルメットの必要性が増しています。特に高齢の作業者にとっては、重さや動きにくさが大きなストレスとなっており、この問題に取り組むために「SC-31B」が開発されました。従来のヘルメットは多くの部品を使って衝撃を吸収していましたが、本製品では「ハンモックレス構造」を採用して、さらなる軽量化を図りました。
特徴と性能
1.
軽量・コンパクト
SC-31Bは、当社の中でも最軽量の約265gを実現し、狭い場所での作業時にもストレスを感じさせません。高さは約131mmで、フォークリフト作業中でも干渉を避けることができます。
2.
安全性・規格適合
国家検定に合格したSC-31Bは、飛来物や墜落時の保護、電気作業に対応した安全性能を備えています。これにより、広範な用途において安心して使用することができます。
3.
メンテナンス性・デザイン
内部パッドは取り外しやすく、洗濯が可能なため、長期間にわたり清潔に保てます。また、9色のカラーバリエーションを用意しているため、現場の管理にも対応しやすくなっています。
新しい時代への挑戦
ミドリ安全のヘルメット開発室長、近藤孝志氏は「軽さが着用率を高め、安全につながる」と述べており、「SC-31B」は実際に手に持ってみると、まるでりんご一個と同じくらいの感覚であると感じます。高齢化が進む今日、軽量さは不可欠な要素であると再認識しました」と語ります。
価格と販売情報
「SC-31B」の価格は2,266円(税込)。全国のミドリ安全直営店やオンラインショップで購入することができます。詳細は
ミドリ安全公式サイトをご覧ください。
まとめ
作業者の負担を軽減することを目的に開発された「SC-31B」。これを機に、より多くの現場でヘルメットの着用が普及し、安全が確保されることが期待されます。ミドリ安全は、今後も安全を第一に考えた製品を展開していくことでしょう。