株式会社アスコットがグッドデザイン賞を受賞
株式会社アスコットが、3つのプロジェクトにより、通算14度目の「グッドデザイン賞」を受賞しました。今回受賞したのは『ASTILE(アスティーレ)新宿Ⅰ・Ⅱ』、『ASTILE三軒茶屋Ⅰ』、そして『TIPETTO(ティペット)目黒不動前』の3つ。これらのプロジェクトは、都心における集合住宅が抱える敷地条件や建築制限の課題をクリエイティブなデザインによって解決し、住む人たちに新しい暮らしのスタイルや価値を提供することが評価されました。
受賞プロジェクトの詳細
ASTILE(アスティーレ)新宿Ⅰ・Ⅱ
このプロジェクトは、賃貸集合住宅としての事業性と、各部屋の特長や魅力的な空間を両立させている点が高く評価されました。周辺環境への圧迫感を減少させるため、分棟形式を採用し、斬新なデザインの片流れ屋根が特徴的です。また、各住戸からの風景や光の入り方が異なり、入居者には選ぶ楽しさを提供しています。小さな吹き抜けやスキップフロアなど、多様性に富んだ空間づくりを実現しました。
ASTILE(アスティーレ)三軒茶屋Ⅰ
このプロジェクトも素晴らしい評価を得ました。角地に建てられたこの住居は、周囲の戸建て住宅のスケール感に合ったデザインが特徴です。1階にはSOHOなどを想定しており、1階の住人のライフスタイルが空地に展開し、街ににぎわいをもたらす可能性があります。住居の間取りも多様で、居住空間の魅力を一層引き立てています。
TIPETTO(ティペット)目黒不動前
このプロジェクトは、密集した市街地における厳しい敷地条件に打ち勝つための論理的かつ知的なアプローチが評価されています。システム的な設計により、美しい都市の立面と住環境を実現しました。また、内部空間は猫のことを考慮されているため、猫を飼う人々にとっても魅力的な居場所となっています。
アスコットの企業理念と今後の展望
アスコットは「空間は、もっと人の力になれる。」という企業理念のもと、今後も「デザイン」と「品質」に重きを置いた開発を進める意向です。また、都心型コンパクトレジデンスに注力し、さらなる可能性を追求していく姿勢を示しています。過去の受賞歴も豊富で、グッドデザイン賞はその一例です。
株式会社アスコットの基本情報
- - 所在地:東京都渋谷区神宮前3-1-30 Daiwa青山ビル5F
- - 設立:1999年4月
- - 代表者:代表取締役社長 久米本憲一
- - 資本金:10,867百万円
- - 事業内容:不動産開発事業、ソリューション事業など
アスコットは中国平安保険グループやSBIホールディングス株式会社が主要株主で、持続可能な開発に向けた取り組みを進めています。アスコットの公式ウェブサイトでは、さらなる情報やプロジェクトについても詳しく掲載されています。
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