障がい者雇用の新たな支援の形、東京雇用支援センター
日本において障がい者雇用の現場は、ますます注目を集めつつあります。この背景には、2024年4月から法律で定められる法定雇用率の引き上げがあり、企業にとって障がい者雇用は単なる義務ではなく、重要な経営課題へと進化しています。そのなかで、tocotoco株式会社(東京都千代田区)は、新たなサービス「東京雇用支援センター(TEC)」を立ち上げました。この新サービスは、障がい者雇用における「定着」や「継続」といった課題解決を目指したものです。
障がい者雇用の現状と課題
近年の障がい者雇用に関しては、多くの企業から様々な声が上がっています。例えば、「具体的な業務が不明確である」「採用したものの定着しない」といった問題が甚大です。1年以内の離職率が30%から50%に達することもあり、これに伴う人事担当者の業務負担は年に100万円にも上ることがあるのです。したがって、企業は単に障がい者を雇用するだけでなく、その後の「定着」や「運用」にも多くのコストをかける羽目になっています。
TECによる支援の仕組み
東京雇用支援センター(TEC)では、企業が障がい者雇用を継続するための仕組みを提供します。主な特徴は次のようになります:
1.
業務設計:企業の現行業務を分解・標準化し、障がい者でも無理なく遂行できる業務へと再設計します。
2.
安定した就業環境の提供:都内に専用のオフィスを設け、働く環境を整えることで離職リスクを減少させます。
3.
専門的な支援員の常駐:支援員が常にそばにいて、業務のサポートやメンタル面でのフォローを行います。
これにより、企業にとっては雇用率が安定的に達成されるだけでなく、年間約285万円のコスト削減や、社内工数の削減が実現します。さらに、採用や教育にかかる負担も軽減されるなど、企業運用におけるリスクが大幅に減少します。
今後の展望
tocotoco株式会社は、福祉事業で培ったノウハウを活用し、障がいを持つ人々の安定した就労環境を確保することを目指しています。さらに、将来的には全国的なサービス展開を視野に入れ、安心して働ける職場作りを推進します。
法定雇用率の引き上げを受け、企業のニーズはますます増加しています。これに応える形で、TECの導入企業を拡大し、障がい者雇用の継続支援を強化していく予定です。
会社概要
tocotoco株式会社は、東京都千代田区九段南に本社を構え、福祉・医療のコンサルティング事業や、「tocotoco」ブランドの運営を行っています。また、今後も雇用の入り口から定着に至るまで一貫して支援を行うと共に、企業と障がい者双方にとって負担の少ない雇用モデルの確立を目指していきます。
詳細は公式サイトをご確認ください。