食育プログラムの成果
2025-02-21 11:51:26

高校生と未来の食へ向けたディスカッションプログラムの成果

高校生と共に考える未来の食



クミアイ化学が主催する「高校生のための食育プログラム」が、2024年6月から11月にかけて実施されました。このプログラムは、食や農業に関する様々な問題を高校生自身がそれぞれの視点で考えることを目的としています。そして、全98グループ433名がこのプログラムに参加し、提出されたレポートの審査の結果、東京都の私立高校グループが優秀賞に選ばれました。

表彰式と研究所見学



受賞チームの高校生たちは、2025年2月4日(火)に静岡市にある当社の化学研究所「Shimizu Innovation Park」(ShIP)に招待されました。表彰式では、会社の紹介や研究所内の見学が行われ、質疑応答の時間も設けられ、高校生たちは研究員との交流を通じて多くの新しい知識を得ることができました。

質疑応答では、参加した高校生たちが農薬や環境問題について活発に質問し、理解を深める貴重な機会となったといいます。生徒たちの発表する姿に、研究員たちも興味深く耳を傾けていました。

プログラムの目的とテーマ



この食育プログラムは、「食料生産」「農業」「農薬」について考える機会を提供し、参加者の食への関心を高めることを目的としています。具体的なテーマは「もし、農薬が世界からなくなったらどうなるか?」というもので、従来は意識されにくい問題を掘り下げる内容でした。学校でのディスカッションを通じて、生徒たちは農業についての理解を深め、実際の生産現場を訪れることで現場の声を聞く機会も得ました。

アンケートを通じた意識の変化



プログラム終了後には、参加校の先生方を対象にしたアンケートも行われ、生徒たちの農薬に対する意識がどのように変わったかが調査されました。その結果、「農薬に対する意識が変わった」と答えた先生方が多く、実際の生産者と対話しながら議論を深めることが、生徒たちにとって大きな学びにつながったことがわかりました。特に、普段は気にしない食材への農薬の使用状況について学び、安全であることの理解が進んだという意見が目立つものでした。

社会への貢献と未来への期待



食料の需要が高まる中、気候変動や地政学的リスクに直面する現代において、食料に関連する課題を考えることは非常に重要です。クミアイ化学では、このプログラムを通じて一人ひとりが食について真剣に考え、将来的に誰もが食に困ることのない社会の実現に向けた取り組みを行っています。

70年以上の歴史を持つクミアイ化学は、農薬メーカーとして「いのちと自然を守り育てる」をテーマに、安全で豊かな社会の実現を目指しています。今回のプログラムを通じて、次代を担う高校生たちが育ち、未来の農業や食の問題に立ち向かう力を養うことに寄与できたことを嬉しく思います。


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会社情報

会社名
クミアイ化学工業株式会社
住所
東京都台東区池之端1-4-26
電話番号
03-3822-5036

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