SDGs私募債と寄付
2025-09-25 11:38:39

アルマデグループ、SDGs私募債発行で九州産業大学へ寄付の意義と成果

アルマデグループ、SDGs私募債発行での寄付の意義



福岡市に本社を構える総合不動産業のアルマデグループが、株式会社筑邦銀行を引受先とするSDGs私募債「ちくぎん地域応援私募債」を発行しました。本私募債の特長は、企業の資金調達と同時に、発行額の一部を教育機関や地域団体に寄付する仕組みです。具体的には、寄付の一環として、同グループの代表である本田幸一郎氏の母校、九州産業大学への寄付が行われ、寄贈式も執り行われました。

この取り組みは、地域社会への貢献を重視しながら事業成長を図る新たなモデルとして注目されています。アルマデグループは、学生の学びを支援することで、地域の持続可能な未来の創造にも寄与しようとしています。

福岡の民泊事情を支える



福岡は、インバウンド需要が再加速する中、特に福岡空港を有する地域として注目されています。2023年には、訪日外国人観光客数が前年比約7倍の279.5万人に達し、コロナ前の水準に迫る勢いで復活しています。そんな中、アルマデグループはAirbnbの公式パートナーとして、戸建タイプの民泊施設やホテルを50棟以上運営しており、年内に管理棟数は60棟に達する見込みです。

平均稼働率は80%を超え、月間宿泊者数は延べ5,000〜5,500人という実績があります。このような数字は、地域観光を支えるだけでなく、オーナーにとっても新たな資産形成の手段として需要が高まっています。業界紙やテレビなどのメディアにも取り上げられ、「福岡における民泊のパイオニア」としての評価を受けています。

循環型まちづくりへの挑戦



アルマデグループは、事業を通じて空き家や遊休不動産を民泊施設に生まれ変わらせており、地域資産の価値向上や景観保全にも貢献しています。放置されていた物件に新たな息吹を吹き込むことで、地域経済の循環を促進するための方法を模索し続けています。また、清掃や運営を担う人材の雇用創出にも力を入れており、特に子育て中の女性や地元の人材が活躍できる環境を提供しています。

同グループの理念は「360°の楽しさ・面白さ・幸せを創る」であり、地域社会や社員、顧客に対して価値を還元する未来を描いています。この理念を具現化するために、ビジョンマップの策定も進行中です。

正しい民泊の知識を広める



また、民泊業界全体の健全な発展を目指し、正しい知識の普及にも力を入れています。過去の違法民泊による問題が影響を及ぼし、「民泊=グレー」というイメージが定着していますが、これを払拭し、安心して民泊を活用できる社会を目指します。

彼らが開催している無料セミナーでは、旅館業法や住宅宿泊事業法の基礎から、行政手続きの流れ、収益モデルについて解説しており、不動産業界の関係者から好評を得ています。

直近のセミナーは2025年10月16日に開催予定で、対象は不動産会社や建設会社、金融機関、不動産オーナーです。参加は無料で、事前の申し込みが必要です。

代表の本田幸一郎氏は、「私たちの強みは組織の一体感と幅広い提案力。今後も地域に寄与し続け、皆さまが安心して不動産を活用できるよう努めます」とコメントしています。

アルマデグループについて



アルマデグループは2009年に創業し、事業用・投資用不動産の売買や民泊運営などを手掛けています。福岡市博多区に本社があり、21人の社員が在籍しています。公式サイトや採用サイトも運営しており、地域密着型の総合不動産業を展開しています。https://almade.jp/



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会社情報

会社名
株式会社アルマデ
住所
福岡県福岡市博多区御供所町 12-1 JCI 御供所ビル2F
電話番号
092-260-7448

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