新しい終活の形
2025-10-01 10:34:16

中高年の98%が楽しむ終活を実践!恋愛も含む新たな定義とは

中高年が拓く新しい終活の形



終活=死の準備から人生を楽しむ活動へ



近年、「終活」という言葉は従来の「死に備える活動」というイメージを払拭しつつあります。特に中高年層においては「楽しむ終活」が広く実践されており、恋愛や趣味、健康づくりがその中心に据えられています。この背景には、株式会社ラス恋が2025年に実施した意識調査が影響しています。

この調査では、40歳以上の中高年1,926名を対象に、終活とその関連活動についての意識を探りました。その結果、なんと97.5%もの人々が「人生を楽しむための終活」を実践していることが判明しました。この数字は、終活に対するネガティブなイメージを打破するものとなっています。

主な調査結果:恋愛が最多の実践項目



調査の結果、「人生を楽しむ終活」として最も多くの人が実践しているのは「恋愛・パートナー探し」で、驚くことに79.8%がこの選択肢を選びました。旅行や趣味を上回る結果であり、これまでの終活の概念を根本から覆す形となったのです。「終活=恋愛や人との繋がりを大切にする」という考え方が浸透しつつあることを示しています。

一方で、「終活=死に備える」と感じている人も45.3%と依然として多いことも見逃せません。しかし、年齢が上がるにつれて「楽しむ」「両方」の回答が増加している点も注目です。70代の女性では、「楽しむ」「両方」と答えた人が非常に多く、終活への意識が向上しています。

男女間の意識の違い:備えることと楽しむこと



調査では「備える終活」と「楽しむ終活」の実践でも男女差が見られました。男性の1位は「保険の見直し」で42.9%、一方で女性の1位は「断捨離・引っ越し」で59.6%となっており、男性が将来のリスクに備えることに重点を置いている一方で、女性は生活環境の整備に積極的であることが浮き彫りになりました。

ポジティブな変化が生まれる恋愛



調査において「楽しむ終活」の具体的な実践としては、男女ともに恋愛が最も評価されています。この傾向は40〜80代の中高年層においても明らかで、恋愛活動が人生をより良くする要素の一つとして捉えられています。多くの自由回答には、「恋活を通じて体力作りを始めた」や「若返ったと言われることが増えた」という声も多く寄せられ、恋愛活動が生活全般にポジティブな影響を与えていることが示されています。

新たな社会の形成へ向けて



10月1日の「終活を考える日」に合わせて行われた本調査は、現代の超高齢社会において“生きるための終活”が注目され始めていることを実証しています。株式会社ラス恋は、恋活や婚活を通じて中高年のポジティブな終活を支援し、恋愛に対する前向きな価値観の形成にも取り組んでいくとしています。

この調査結果は、従来の終活に対する概念を根底から覆すものであり、これからの時代は「終活」=「恋愛や趣味を楽しむ活動」としての再定義が進んでいくことでしょう。中高年がどのように人生を楽しむかに関する意識が変わることで、恋愛もその一環として自然に語られる社会が芽生えていくのを期待したいです。


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会社情報

会社名
アイザック株式会社
住所
東京都渋谷区恵比寿西1-10-1 フジワラビルディング 2F
電話番号
03-6161-6014

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