就活生が選ぶ人気業界や職種、希望勤務地を徹底分析
就職活動を控えている2027年度および2028年度卒業予定の学生からのデータに基づき、彼らの希望する業界や職種、勤務地についての最近の傾向を明らかにしました。これは、日本最大級の就職活動サポートプラットフォーム、就活会議株式会社のビッグデータを活用したものです。
人気業界TOP3は「メーカー・製造業」「IT・通信」「広告・マスコミ」
調査によると、2028年度卒業予定の学生の半数以上が「メーカー・製造業」を強く希望していることが分かりました。具体的には、55.4%もの学生がこの業界を選んでおり、前年の調査(47.8%)に比べ7.6ポイントも上回る結果に。これは製造業の成長や安定性を背景としたものでしょう。また、次に「IT・通信」を希望する学生も多く、この業界への高い関心はデジタル時代の進展を反映しています。
人気職種は「企画・マーケティング」が第1位
職種に関する希望率では、「企画・マーケティング」が圧倒的に支持されており、2027年度卒業予定で43.8%、2028年度卒業予定では51%がこの職種を選んでいます。これに対して「営業系」は次点に位置しています。このことから、商品やサービスの開発、マーケティング活動に携わりたいと考えている学生が増えていることが見て取れます。
希望勤務地は三大都市圏に集中
勤務地に関する調査結果では、特に三大都市圏への集中が顕著で、「東京都」を希望する学生は2028年度卒業予定で72.6%に達しました。2027年度卒業予定でも67.2%が東京都を選んでおり、いずれも70%を超えています。また、学生1人あたりの平均選択数も増加しており、2027年度の3.45件から2028年度は4.25件へと拡大しています。これは、将来の可能性を広げたいという意識の表れと考えられます。
大企業志望が圧倒的も、小規模企業も注目
就活生の約9割が「大企業」を志望している一方で、約2割は「小規模・ベンチャー企業」を選ぶ傾向も見られます。2027年度卒業予定の学生の89.2%、2028年度卒業予定の94.4%が大企業への志望を示しているため、安定した職場を求める傾向が明らかですが、同時に早期の裁量権や成長機会を重視する学生も一定数存在しています。
調査概要
この調査は、2026年10月1日時点での会員登録データに基づき、320,335名の情報を集計したものです。特に、業界によっての新設分類の影響で数値が変動していますが、現状の就職市場状況をしっかりと捉えたデータであることに変わりはありません。
今後も学生たちの希望動向を注視し、彼らのニーズに応えられる情報提供が求められています。これにより、就活生が自身の将来に向けてより良い選択をする手助けとなるでしょう。