ウズベキスタンの魅力を探る講座が開催！仏教遺跡の深淵に迫る

ウズベキスタンの仏教遺跡についての講座が開催されます

ウズベキスタンの魅力を紹介するイベントが、駐日ウズベキスタン大使館とよみうりカルチャーの共同開催で行われることが決まりました。このイベントでは、特に古代の仏教遺跡に焦点を当て、遺跡が秘める歴史と文化について深く掘り下げる内容が予定されています。

ウズベキスタンは、世界的に注目される観光地です。2019年には英エコノミスト誌から「カントリー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれるなど、その魅力がグローバルに認識されています。シルクロードの重要な地点でもある同国は、古代の文明が交わる地点として、この地を訪れる観光客が増加しています。

シルクロードとテルメズの仏教遺跡

特に南部スルハンダリヤ州の州都テルメズには、紀元2世紀に栄えたクシャン朝の影響を受けた貴重な仏教遺跡があります。この地は、西遊記に登場する三蔵法師のモデルである玄奘三蔵が通過した場所であり、仏教文化が広がった証と言えるでしょう。

今回の講座では、テルメズに存在する仏教遺跡と出土品をテーマに、安田治樹氏がその魅力を講演します。また、講座の前半では、ウズベキスタン大使のあいさつや大使館職員からのウズベキスタン紹介が行われ、参加者はウズベキスタンの魅力を幅広く学ぶことができます。

講座詳細

- 日時: 10月9日（土）13:30～15:20（途中10分の休憩あり）
- 場所: 読売新聞東京本社3階「新聞教室」
- 受講料: よみうりカルチャー会員 2,750円、一般 3,300円
- 定員: 50名（事前申し込みが必要）
- 申込先: こちらからお申込みください
- 後援: 日本ウズベキスタン協会

観光の可能性

ウズベキスタンは観光産業の発展を目指しており、ミルジヨエフ大統領のリーダーシップのもと、観光業が経済発展の重要な分野として位置づけられています。近年、日本からの観光客も増えており、観光ビザの免除や電子ビザ制度の導入など、訪問しやすい環境が整えられています。また、コロナ禍にもかかわらず、安全で楽しい観光を提供するための取り組みも進められています。

文化交流の促進

ウズベキスタンは文化交流の面でも注目されています。日本との学生交流が行われており、将来的には修学旅行先としての名が挙がる可能性も秘めています。このように、ウズベキスタンは日本人にとって新たな旅行先として非常に魅力的な存在になりつつあります。

この講座を通じて、ウズベキスタンの深い歴史や文化に触れる貴重な機会を得られることでしょう。ぜひ、多くの方々に参加していただき、ウズベキスタンの魅力を体感してほしいです。