サントリーとダイキンが取り組む新卒採用イベント
2024年10月23日、サントリーホールディングス株式会社とダイキン工業株式会社は東京都内で、特別な新卒採用イベントを開催しました。このイベントは、2025年に開催される大阪・関西万博に向けたもので、両社が共同で企画したものです。 参加者は、株式会社リーディングマークが運営する「ミキワメ就活」に登録している93名の東大、早稲田大、慶應義塾大、一橋大、東京科学大の学生たちです。
イベントの目的と内容
このイベントは、「いのち輝く未来社会のために『水』と『空気』がビジネスでできること」というテーマのもと、両社の魅力と万博での取り組みを学生に伝えることを目的としています。当日は、自己紹介や企業紹介、パネルディスカッションが行われ、参加学生との質疑応答の時間が設けられました。
参加学生は会場に入ると、暗転した中でのプロモーションムービー「アオと夜の虹のパレード」が流れ、その映像に期待感を高めていました。ムービー終了後、両社の社員それぞれ2名が登壇し、企業の紹介やそれぞれのビジョンについて熱心に語りました。
パネルディスカッションの様子
パネルディスカッションでは、「『水』『空気』の重要性と各社がその領域で事業をする理由」「現場社員の事業への向き合い方」「各担当が自社で働く理由」といったテーマについて、司会者も交えながら深い議論が交わされました。学生たちはそれぞれメモを取りながら、真剣な表情で耳を傾けていました。
特に、「水」と「空気」に関するビジネスの重要性が議論されると、多くの学生がうなずきながら聞き入っていました。Q&Aセッションでは、参加学生から活発な質問が挙がり、盛り上がりを見せました。質問は、各社の事業理解から業界全般にわたり、一層多くの情報を得る機会となりました。
両社からの反応
イベント終了後、登壇した企業からは、学生との対話を通じて新たな発見があったとの声が多数寄せられました。サントリーの担当者は、「共通点が多く、新たな気づきを得た」と述べ、ダイキンの担当者は「対面でのコミュニケーションを通じて、企業の雰囲気や人柄が伝わって良かった」と感想を述べています。
参加学生からも、「異なる商品を扱うが、共通点が多いことに気づいた」や、「社員の方々の熱い想いを聞けたことで、自己分析や企業分析に役立てたい」といった意見が多く出ました。さらに、「万博を絡めての企業姿勢を知れたことで、貴重な経験になった」と、多くの好反応がみられました。
まとめ
今回のイベントは、企業側と学生側の双方にとって実り多い交流の場となりました。大阪・関西万博という大きなイベントに関連したこの特別な取り組みは、今後の採用活動にも大きな影響を与えることでしょう。リーディングマークが提供する「ミキワメ就活」は、今後も企業と学生を結ぶ重要なプラットフォームとして機能し続けることでしょう。