Hogetic Lab資金調達
2021-06-23 09:00:02

データ分析で経営を変革するHogetic Labが5,000万円調達

データ分析で経営を変革するHogetic Labが5,000万円調達



新型コロナウイルスの影響を受け、企業の経営スタイルやビジネスモデルが大きな変革を迎えています。この時期において、データを用いた経営の重要性は増しています。真剣にこの変化に取り組んでいる企業のひとつが、株式会社Hogetic Labです。

この度、Hogetic Labはmintなどの投資家から総額5,000万円の資金調達を実施しました。この資金は、データ分析を活用した製品やサービスの開発、そして社内体制の整備に充てられる予定です。これにより、同社はデータ主導の経営モデルを企業に提供し、日本全体でのデータ経営の普及を目指します。

資金調達の背景



新型コロナウイルスの影響は、ただの一時的なものではなく、企業の経営環境に深刻な変化をもたらしました。リモートワークの普及や自動化技術の導入が進む中、企業はデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させています。しかし、経営そのものは、相変わらず従来の直感に頼る部分が多いのが現状です。経営者や意思決定者がデータを活用せず、経験則に基づいた判断を行っているため、経営の進化が妨げられています。

Hogetic Labが設立された背景には、この現状に対する強い問題意識がありました。代表取締役の大竹 諒氏と取締役COOの白石 裕人氏は、データ分析を活用して経営を再発明することを目指して、2020年にHogetic Labを設立しました。彼らの目標は、企業の生産性を向上させることにあります。

具体的なサービス内容



Hogetic Labは、「データの力で経営を再発明する」という企業ミッションを掲げ、以下のサービスを展開しています。

1. Collectro(コレクトロ): 事業に関連するデータを迅速かつ安価に集約・分析する基盤を提供します。データの可視化や整理が容易になり、企業は必要な情報をすぐに手に入れることができます。

2. BizSchola(ビズスカラ): 組織内のメンバーのデータリテラシーを高めるための教育プログラムです。データを分析し、適切に活用できる人材の育成を促進します。

3. Factolithm(ファクトリズム): 集めたデータをAI技術を駆使して経営判断に生かすサービスで、経営者が意思決定を行う際の有用なインサイトを提供します。

これらのサービスを組み合わせることで、企業がデータを効果的に利用し、意思決定の精度を高められる環境を構築しています。

投資家の期待



今回の資金調達について、mintの白川智樹氏は、「データの収集、利活用、人材育成に対するアプローチが非常に魅力的である」とコメントしました。また、企業はすでに複数のクライアントに対してデータ分析ソリューションを提供しており、その改善が迅速である点が高く評価されています。

その一方で、Hogetic Labの大竹氏は、自らの経験を元に「経営におけるデータ活用の重要性」を強調しました。彼によれば、データがもたらす再現性や信頼性は、経営者がふだん感じている課題を解決する鍵だといいます。これを実現するため、彼は優秀なデータ専任チームを形成し、新たな経営の形を追求し続ける決意を示しています。

終わりに



Hogetic Labは、データを活用した新しい経営の形を日本中に広めることで、持続的な成長を遂げる企業を増やしていくことを目指しています。企業がデータをビジネスにどう組み込むか迷っている段階であっても、Hogetic Labの取り組みから得られる知見は、多くの企業にとって重要な手がかりとなるでしょう。今後の動きに注目が集まります。

会社情報

会社名
株式会社Hogetic Lab
住所
東京都港区赤坂8-11-26 +SHIFT NOGIZAKA 5F
電話番号

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