ウェビナー開催のお知らせ
最近、リモートワークの普及やデジタルトランスフォーメーション(DX)の進展により、Web会議やSaaSサービスの利用が急増しています。特に、Microsoft 365やYouTubeなどによるリッチコンテンツの利用拡大は、社内トラフィックにかつてない負荷をかけており、ネットワークの運用担当者は、これに対処するための監視や最適化を求められています。
このたび、私たちマジセミ株式会社は、「増加する社内トラフィックの負荷原因を可視化・分析する方法」というテーマでウェビナーを開催します。このセミナーでは、企業におけるトラフィックの急増という問題に切り込むとともに、効果的な分析手法をご紹介します。
なぜ社内トラフィックは急増しているのか?
リモートワークやDXの進展により、企業の業務は大きく変化しました。不特定多数のメンバーが、家から仕事をするスタイルが普及する中で、Web会議システムや共同作業用のアプリケーションが活用されています。その結果、これまで以上に多くのデータが社内ネットワークを通じてやり取りされ、そのトラフィックは急増の一途を辿っています。また、サイバー攻撃も増加しているため、トラフィックの負荷を適切に監視し、異常な動きを検知することは、一層重要になっています。
ネットワーク可視化の現状と課題
しかし、ネットワークの可視化にはいくつかの課題が存在します。従来のルーターやファイアウォールでは、データの収集はパケットレベルに限定されるため、アプリケーションレベルでの詳細な情報の取得が難しくなっています。また、部門ごとの利用状況を把握するには、単一のフローデータだけでは不十分であり、異なるトラフィックソースを統合的に分析する必要があります。
さらに、運用管理やセキュリティの強化には、不要なデータをフィルタリングし、悪意のある行動を検出するための高度な機能が求められています。それに応じて、アプリケーション単位での分析や、複数の監視ポイントを一元的に管理できる高度な可視化ソリューションが必要とされています。
効果的なトラフィック分析の手法
本ウェビナーでは、ネットワーク可視化ソリューション「Flowmon」と、トラフィックを効率的に集約・フィルタリングする「Keysight Network Packet Broker」を利用したトラフィック分析の手法を詳しく解説します。Flowmonは、トラフィック監視特化型のアプライアンスソリューションで、ネットワークの各所に設置することで、Office 365やZoomなどのアプリケーションごとの使用量を可視化することが可能です。
一方、Keysight Network Packet Brokerは、必要なデータを監視に送信するため、ネットワークにかかる負荷を軽減しつつ、高い可視化精度を実現します。このソリューションは、IT部門でネットワーク管理を担当している方々にとって、急増するトラフィックの可視化や分析における課題を解決する手助けとなるでしょう。
まとめ
ネットワークの可視化と分析は、現代の企業運営において不可欠な要素となっています。本ウェビナーを通じて、参加者はトラフィックの可視化と分析の実際の手法を学び、ネットワークパフォーマンスの最適化やセキュリティ対策に役立てることができます。今後もマジセミでは、より有用なウェビナーを開催する予定です。興味がある方はぜひ参加をご検討ください。
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