クリエイターとの新たな共創を目指す「INCOLORE」の挑戦
東京都渋谷区に本社を構えるアンコロール株式会社が展開するクリエイター特化型エージェンシー「INCOLORE(アンコロール)」が、2025年5月23日よりクリエイターマネジメント事業を開始することを発表しました。これに伴い、人気イラストレーターのイコモチ氏、Mika Pikazo氏とのマネジメント契約を結び、共創ビジネスに挑戦します。
マネジメント事業開始の背景
INCOLOREは、クリエイターと共に新たな価値を生み出すことを目指し、持続可能なビジネスモデルの構築を支援するために2024年に設立されました。現在、約60名のクリエイターと提携し、大型イベントや新規IPの開発など、多岐にわたるビジネスを展開しています。これまでは、クリエイターの独自性を尊重し、直接的なマネジメントは行わない方針を採ってきました。しかし、時代の変化と共にクリエイターの活動の場が多様化している中で、マネジメントの重要性が増してきていることを強く感じ、方向転換を決断しました。
この新しい事業を通じて、INCOLOREは「並走」を基本としたマネジメント方式を採用し、クリエイターの個々の強みを引き出すことで、それぞれが大きな挑戦を行えるようにサポートし、業界全体の発展に寄与していきます。
マネジメントを担うクリエイターたち
イコモチ
イコモチ氏は、ゲーム会社でのイラストレーター経験を経て現在フリーランスとして活動しています。彼女は、透明感のある繊細な女の子のキャラクターデザインを得意とし、多くの企業とのコラボレーションイラストや、ゲーム「ブルーアーカイブ」のキャラクターデザインなど多岐にわたるジャンルで活躍しています。最近では、彼女の個展や「初音ミク 秋葉原フェスティバル 2024」など、様々なプロジェクトに参加しています。
「INCOLOREとのマネジメント契約を通じて、より多くの人々に喜んでもらえる作品を届けたいと思います」とイコモチ氏はコメントしています。
Mika Pikazo
Mika Pikazo氏は、東京都出身のイラストレーター兼アートディレクターで、様々なジャンルでの活動が注目されています。高校卒業後には南米でデザインを学んできたという経歴を持ち、帰国後は自身のスタイルを確立。彼女は、ディズニーや任天堂のキャラクターのデザインを手掛けるなど、多くのプロジェクトに参加しています。彼女の個展には累計11万人の来場者があり、その人気は高まっています。
「INCOLOREの方々と共に、自分がやりたいことを実現するためのチャンスを得ました。新たな挑戦に一緒に取り組んでいきたいです」とMika Pikazo氏は述べています。
INCOLOREの将来展望
INCOLOREは今後もクリエイターとの連携を強化し、新たなビジネスモデルを模索していく意向を示しています。クリエイターの夢の実現を支援し、創作活動の影響力を拡大することを目的として、数々の大型イベントや新規IPの開発を視野に入れています。多様なクリエイターとのコラボレーションにより、業界の未来を切り拓いていくでしょう。
公式サイトには、INCOLOREに関する情報が詳細に掲載されていますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
企業情報
- - 企業名: アンコロール株式会社
- - 所在地: 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-23-5
- - 代表取締役: 石井真太朗
- - 事業内容: クリエイターパートナーシップ事業
- - 問い合わせ: [email protected]
この新しい取り組みが、クリエイターのその先の未来にどのような影響を与えるのか、ますます目が離せません。