音楽とゲームの革新が交差する「プラトニカ・スペース」
インディーゲームの新たな傑作、サイコロジカル空間探索アドベンチャー「プラトニカ・スペース」が、音楽とゲームを融合させるプロジェクトANMCによって発表されました。KAMITSUBAKI STUDIOと、数々の注目作を手掛けるクリエイターKazuhide Okaが開発した本作は、記憶喪失というテーマを中心に、プレイヤーに独特の探索体験を提供します。
ジャンルとテーマ
本作は、無数の部屋を巡りながら失った記憶を取り戻すことが求められるサイコロジカルADVです。プレイヤーは、目を覚ますと奇妙な空間に閉じ込められており、出口を探すという絶え間ない探索の中で、アイテムを置くことで過去の断片的な記憶をよみがえらせることが狙いとして設定されています。
ゲームプレイ
プレイヤーは、見知らぬ部屋で目を覚まし、そこから脱出するための手がかりを探索します。前方にはどこまでも続く部屋が待ち受けており、扉を開くごとに異なる空間に飛び込み、新たな出会いが待っています。探索を進める中で出会う他のキャラクターたちも同様に記憶を失っており、彼らとの交流を通じて徐々に真実へと近づいていくのです。
アイテムと記憶の関係性
「プラトニカ・スペース」での大きな特徴のひとつは、アイテムを“置く”ことで新しい記憶を呼び起こし、その結果として物語が進んでいくという点です。例えば、特定のアイテムを固有の部屋に置くことで、そこでの記憶が蘇りますが、それが自分の記憶かどうかはいまだ分かりません。他者の記憶も混じっているため、プレイヤーはどれが自分の過去なのかを整理しながらゲームを進行することが求められます。
目を覚ますたびに変わる空間
また、ゲームのもうひとつの魅力は、プレイヤーが行動するごとに「眠気」の蓄積があり、プレイヤーが眠るたびに新たな部屋が提示される点です。毎回異なる構造やアイテム、登場人物と出会うことで、プレイヤーはまるで新しい体験をしているかのように感じるでしょう。このリセット要素が、探索の緊張感を高めています。
イベント出展
このような魅力あふれる「プラトニカ・スペース」は、2025年7月に京都で開催される国内最大級のインディーゲームイベント「BitSummit the 13th Summer of Yokai」にて、いち早くプレイできる機会が設けられています。これは関係者向けのビジネスデイと一般公開日も含む、実際に触れることができるイベントとなりますので、ゲームファンはぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
「プラトニカ・スペース」は、記憶を巡るサイコロジカルな冒険体験を提供し、プレイヤーの心を掴むことが期待されている作品です。さまざまな要素が絡み合うこのゲームが、どのようにプレイヤーに影響を与え、またどのような物語が展開されるのか、今後の展開にぜひ注目していきたいですね。音楽とゲームが交差するこの新しい試みに、ぜひご期待ください。
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