モンゴルと日本の教育提携
2025-10-01 15:42:05

モンゴルと日本のデザイン教育が新たに手を結ぶ覚書により発展期待

モンゴルと日本のデザイン教育が手を結ぶ



2023年9月22日、学校法人呉学園の専門学校日本デザイナー学院及び日本写真芸術専門学校が、モンゴル科学技術大学(MUST)との「包括的連携・協力に関する覚書」を締結しました。この覚書の締結式には、日本側から長坂大輔専務理事が出席し、モンゴル側からはGanzorig Nadmidtseden博士とデザインセンター長のNomin Munkhbat氏が参加しました。

この提携は、デザインとアニメーションに特化した教育の発展を目的としており、両校は教育資源や人的ネットワークを相互活用しながら、多彩な取り組みを進める予定です。具体的には、専門職訓練プログラムの実施、カリキュラムの共同開発、専門家の派遣や交換研修などを行うことが計画されています。これにより、両国の教育機関が持つ強みを活かして、世界で通用するクリエイティブ人材を育成することを目指しています。

モンゴルでは、デザインおよびアニメーションの分野での成長が期待されており、今回の提携によって、教育の質が一層向上することでしょう。また、日本の先進的なデザイン教育を学ぶことにより、MUSTの学生たちは国際競争力を高めることができると考えられています。

両校は、単なる学術的な交流にとどまらず、グローバルな視野を持つ人材の育成を共通の目標に掲げています。お互いに異なる文化背景を持つ教育機関が連携することで、学生たちにとって多様性を尊重した学びの場が提供され、国際的な視野を広げる機会が得られます。このような経験を通じて、次世代のクリエイターたちは、国を越えたインスピレーションを受けることができ、デザイン業界やアニメーション産業で活躍することが期待されています。

今後の展望として、両校は継続的に協議を重ねることで、より多くの学生や教員同士の交流を促進し、産業界との連携を強化するとともに、モンゴルにおけるデザイン・アニメーション分野の持続的な成長に貢献できるよう努めていく方針です。

この記事の締結は、学校法人呉学園にとっては、日本で培った教育ノウハウを国際的に発信する重要な機会であり、モンゴル科学技術大学にとっても、新しい視点を取り入れることでさらなる成長につなげる重要な一歩となるでしょう。いずれの教育機関も、グローバルなクリエイティブ産業の発展に寄与することで、教育面で大きな影響を与えることが期待されています。


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学校法人呉学園
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東京都渋谷区桜丘町4-16
電話番号
03-3770-5581

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