絵本研修サービスが拡大
2024-06-27 12:45:49

絵本がつむぐ、未来への対話:100年続く老舗書店から大学まで、絵本を活用した研修サービスが続々展開!

絵本が拓く、新たな学びのカタチ:対話型研修サービス「えほんみらい総研」が全国へ



一般財団法人絵本未来創造機構は、2024年4月に絵本を活用した対話型研修サービスを提供する新事業「えほんみらい総研」を設立しました。

「すべての人が輝くために、絵本を通して豊かな未来を創造する」という理念のもと、絵本の価値を子どもたちだけでなく、大人たちにも届けることを目指しています。

「えほんみらい総研」は、企業研修や大学教育など、様々な場で、絵本を活用した研修プログラムを提供しています。

100年続く老舗書店「株式会社有隣堂」での研修



2024年4月8日には、100年続く老舗書店である株式会社有隣堂(本社:神奈川県横浜市)で新入社員研修を実施しました。

研修では、絵本を読み聞かせながら対話を行う「絵本ダイアログ」や、価値観カードゲーム「ココロ・ダイアログ」など、従来の研修とは異なる、参加者全員が主体的に学び、楽しめる内容で構成されています。

新入社員たちは、絵本から得た気づきを基に、理想の会社像を描き、実現するための具体的な行動を考えました。

研修後、参加者からは「チームワークの重要性を改めて実感した」「自分の強みや価値観を理解できた」「もっと働きやすい職場にするためのアイデアが生まれた」などの声が聞かれました。

高知大学教育学部での研修



2024年5月29日には、高知大学教育学部で新入生向けの研修を実施しました。

「教育心理学概論A」と「子育てと社会」の受講生157名に対して、絵本を活用したコミュニケーション研修が行われました。

絵本を読み聞かせながら、相手への理解を深める「絵本ダイアログ」や、相手の気持ちを想像する「吹き出しトレーニング」などのワークショップを通して、学生たちは活発な意見交換を行いました。

研修後、学生からは「教員の立場に立って考えることの大切さを実感した」「同じ絵本を読んでも、人によって解釈が異なることに驚いた」「コミュニケーションの重要性を改めて認識した」といった感想が寄せられました。

絵本がもたらす、新たな気づき



絵本は、幼児や児童向けのものであると思われがちですが、大人にとっても多くの学びを与えてくれます。

ビジネスでは、論理的な思考が重視される一方、個人の考えや感情が軽視されてしまうことがあります。しかし、変化の激しい現代においては、一人ひとりが自分の考えを発信し、対話を通して答えを見つけることが重要です。

絵本は、多様な解釈を生み出す力を持っています。研修テーマに合わせて絵本を選び、読み聞かせを通して参加者の思考を深めることで、従来の研修では得られない効果を生み出すことができます。

「えほんみらい総研」の今後の展開



「えほんみらい総研」は、今後も全国の企業、自治体、学校法人、保育施設などへ、絵本を活用した研修サービスを提供していきます。

企業や組織の課題解決、人材育成、コミュニケーション能力向上などに貢献していきます。

団体概要



団体名:一般財団法人 絵本未来創造機構
代表者:代表理事 仲宗根 敦子
事業内容:絵本講座のコンテンツ開発・開催、EQ絵本講師(R)育成、絵本子育ての講演、絵本文化の啓蒙活動、海外での絵本講座の開催、絵本を活用した企業研修の実施(えほんみらい総研)
EQ絵本講師:約850名(2023年5月末時点)
設立:2020年8月28日
財団HP:https://eq-ehon.com/
* えほんみらい総研HP:https://ehonmirai-lab.com/


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