カンタス航空、成田―メルボルン線を増便
カンタス航空が、東京(成田)からメルボルンへの路線について、利用者の需要増を受けて大幅な増便を行うと発表しました。この新たな運行体制は、2026年12月から2027年3月にかけて実施されます。その結果、成田―メルボルン間の便数は現行の1日1便から週11便へと増加します。この変更に伴い、合計で3万席が新たに追加されることとなります。
カンタス航空は、オーストラリア本社の代表であるヴァネッサ・ハドソンCEOが発表したもので、日本は長年にわたりオーストラリアの旅行者に人気の目的地とされています。特に、2025年10月から2026年3月までの期間における日本への訪問者数は前年比8%増の35万人に達し、両国間の関係性が一層深まっています。
オーストラリアのニック・マッグリンアジア地区上級副社長は「昨年、100万人以上のオーストラリア人が日本を訪れ、両国の結びつきがこれまで以上に強まったことを喜ばしく思います」と語っています。彼は、今回の増便により、日本のお客様がメルボルンやオーストラリアの魅力にアクセスしやすくなることを期待していると付け加えました。また、メルボルンでの多様なグルメ、ワイン、そして名高いグレート・オーシャン・ロードの自然景観を体験する機会が増えることが期待されています。
日本政府観光局(JNTO)のシドニー事務所エグゼクティブディレクターである北澤直樹氏も、成田―メルボルン間の増便を歓迎し、「日本とオーストラリアのつながりがより強化されることを嬉しく思います」と述べました。彼は昨年、オーストラリアからの訪日者数が100万人を超えるという重要なマイルストーンを達成したことを振り返り、より多くの人々に日本の魅力を体験してもらえることを期待しているとの見解を示しました。
この新たな運行計画については、政府および関連機関からの認可が条件となっており、スケジュールは変更される可能性がありますが、両国間の交流促進に向けた大きな一歩であることは間違いありません。
カンタス航空の便が増えることで、より多くの日本人旅行者がオーストラリアの魅力に触れる機会が増え、両国の観光業にとっても新たなチャンスとなることでしょう。今後の展開に注目が集まります。