経済産業省が、民間企業のエン・ジャパン株式会社と協力し、幹部候補のキャリア採用プロジェクトを開始した。このプロジェクトは、経済産業省の政策イノベーションを加速させることを目的とし、民間企業で培った経験や知識を活かせる人材を求めている。
募集職種は、「総合職(課長補佐級・係長級)」と「一般職(課長補佐級・係長級)」の2つ。総合職は、早期にマネジメントを担うことを期待されるポジションで、幅広い業務に携わることができる。一方、一般職は、特定の政策領域や政策ツールに深く関わることを期待されるポジションで、専門性を高めることができる。
今回の採用では、国家公務員試験は実施せず、書類選考と面接という民間企業の中途採用に近い形で選考が行われる。また、応募しやすいように通年で募集を受け付けており、今後予定している募集締切は2024年12月と2025年3月となっている。
経済産業省は、エネルギー政策、5G導入、スタートアップ育成など、時代の変化に対応する様々な政策に取り組んでいる。これらの政策を推進するため、多様なバックグラウンドを持つ人材の参画を必要としている。民間企業で培った経験や知識を活かして、国の未来をより良くしたいという熱い想いを持つ人材にとって、このプロジェクトは大きなチャンスとなるだろう。
経済産業省は、このプロジェクトを通じて、多様な人材の参画による政策イノベーションを推進し、未来に誇れる日本を創造することを目指している。