インディーゲームの未来を支える「WorldMap Incubation Project」
近年、インディーゲームはその独自性と斬新なアイディアで多くのゲーマーの注目を集めています。そんな中、株式会社トライシステムが運営するインディーゲーム開発支援プログラム「WorldMap Incubation Project」が新たな5タイトルを採用しました。この取り組みは、独自の特色を持つゲームの育成と発信を目的とし、資金提供やイベント出展などの支援が行われます。
採択された5つのタイトル
1. 拝信☆魔王 (開発: Studio Greenhorn)
「拝信☆魔王」は、SNSとライブ配信を融合させた新しい2Dタワーディフェンスゲームです。プレイヤーは魔王を育成し、人類をなぎ倒すことを目指します。このゲームは2026年のリリース予定で、配信で“バズって”成長する魔王という発想がユニークです。
2. H9 (開発: Ge-saku)
次に紹介するのは「H9」。これは、25年前に発売が中止された美少女ゲームをテーマにしたサイコパスアドベンチャー(ADV)です。デバッグコマンドやバグを活用して物語の深層に迫る短編ビジュアルノベルとして、2025年にリリースが予定されています。
3. Magical Chocolate Night (開発: Browser Land)
「Magical Chocolate Night」は、甘くてビターなスイーツバトルを楽しむことができるゲームです。夜のチョコレート工場を舞台に、仲間と共にハイリスク・ハイリターンのアクションが繰り広げられます。シンプルな操作でありながら、戦略が求められるこのゲームは2026年に登場します。
4. Tournamentris (開発: Studio ZeF)
「Tournamentris」は、トーナメント表と落ち物パズルを組み合わせた新感覚のパズルゲームです。数字パネルを繋げて巨大なトーナメント表を作り上げていくこの作品は、考える楽しさとシンプルさが両立しています。2025年にリリースされる予定です。
5. モノガタリーズ(仮) (開発: STUDIOえん)
最後に「モノガタリーズ(仮)」を紹介します。このゲームは、日本文学をアクションゲームに再構成し、テキストを読まずに物語を体験できる新しい試みです。『羅生門』『人間失格』『銀河鉄道の夜』などの名作がゲームとして楽しめる形で登場し、2026年のリリースが期待されています。
今後の展開
これらの採択作品については、今後も続報や開発進捗、体験版配信、イベント出展などが順次発表される予定です。インディーゲーム市場の活性化と多様化が進む中、これらのタイトルがどのように成長していくのか、目が離せません。
もし興味がある方は、WorldMapに問い合わせてみるのも良いでしょう。これからのインディーゲームの動向にぜひご注目ください!