リッカルド・ムーティ指揮 シカゴ交響楽団来日公演
2016年1月、東京文化会館において、著名な指揮者リッカルド・ムーティ氏がシカゴ交響楽団(CSO)を指揮する特別なコンサートが開催されます。これはCSOの創立125周年を記念する重要なイベントであり、音楽愛好者にとって見逃せない機会となるでしょう。
ムーティ氏は1975年に日本でデビューして以来、オペラや交響曲の指揮を150回以上行ってきました。彼は日本の観客について、「教養が高く、文化への理解が深い」と述べており、今回の公演を通じて「2カ国間の魂と精神を結びつける素晴らしい経験を提供したい」と意気込んでいます。
公演プログラム
1月18日と19日の日程で、以下のプログラムが予定されています。初日にはベートーヴェンの「運命」とマーラーの「巨人」を披露。二日目にはプロコフィエフの古典交響曲、ヒンデミットの弦楽と金管のための協奏曲、締めくくりにチャイコフスキーの交響曲第4番が演奏されます。各日とも、コンサート後にムーティ氏のCDサイン会も行われます。
この公演は、リッカルド・ムーティ氏が指揮するシカゴ交響楽団の音楽的な深みと多様性を体感する絶好の機会です。特に、CSOはその設立以来、世界各地で数多くのツアーを行っており、リベラルな音楽の広がりを象徴するオーケストラと言えます。過去にはウィーン・フィルハーモニーやフィラデルフィア管弦楽団とも共演しており、国際的な音楽シーンでの存在感を示しています。
また、CSOは東京公演の際に、演奏者たちが学生向けのマスタークラスや室内楽のコンサートを行うなど、地域社会への貢献も行います。このような活動を支えているのが、グローバルスポンサーのバンク・オブ・アメリカです。
東京公演の詳細
- - 日程: 2016年1月18日(月)7:00 p.m.
【曲目予定】
- ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
- マーラー:交響曲第1番「巨人」
- - 日程: 2016年1月19日(火)7:00 p.m.
【曲目予定】
- プロコフィエフ:古典的交響曲
- ヒンデミット:弦楽と金管のための協奏音楽
- チャイコフスキー:交響曲第4番
公演内容は出演団体の都合により変更される場合がありますので、事前に確認してから訪問することをお勧めします。音楽の感動を、ぜひシカゴ交響楽団の演奏で体験してください。