テイク・ミー・サムウェア・ナイス
2025-12-19 12:35:20

映画『テイク・ミー・サムウェア・ナイス』Blu-ray発売決定!夢のロードトリップ体験をあなたに

映画『テイク・ミー・サムウェア・ナイス』Blu-ray発売決定



2026年4月8日(水)、待望の映画『テイク・ミー・サムウェア・ナイス』のBlu-rayが発売されます。この映画は観る者に幻想的な体験をもたらす、心温まるロードトリップストーリーです。監督はボスニア生まれ、オランダ育ちのエナ・センディヤレヴィッチ。彼女の長編デビュー作であり、ジャンルを超えた魅力を持つ作品となっています。

エナ・センディヤレヴィッチ監督の魅力


エナ監督は、アメリカの映画監督ジム・ジャームッシュに強く影響を受けており、『ストレンジャー・ザン・パラダイス』のスタイルが本作にも色濃く反映されています。ストーリーは、アイデンティティの探求をテーマにしたもので、観客を静かな悟りへと導いてくれます。

この映画の主要なキャラクターたちは、静的で最小限の演出によって描かれ、流れる時間が観る者に心の余白を与えます。美術はパステルトーンが特徴で、アルマが着るベロアのワンピースがその洗練されたビジュアルセンスを際立たせます。撮影監督のエモ・ウィームホフによる美しい構図の映像は、観る者を夢の中に引き込みます。

ストーリーの概要


主人公アルマは、大人への入り口にいる少女です。彼女はオランダで育ったボスニア系の若者で、父が病状を告げられたことで母国ボスニアへ向かうことになります。彼女を冷たく迎える従兄弟エミールや、下心をもった親友デニスとの出会い、そして思わぬハプニングが起こる中で、彼女自身の成長が描かれていくのです

特に、冷たい態度のエミールのアパートに到着した際、彼女のキャリーケースが壊れてしまい、母から贈られたベロアのワンピースだけでさまよい歩く姿が印象的。さらなる危機には、長距離バスに乗らざるを得なくなった彼女が挑む試練も含まれています。このように、彼女の旅は単なる移動ではなく、自己を見つめ直すプロセスでもあるのです。

映画の評価と受賞歴


映画は、国際的な映画祭でも高く評価されており、第48回ロッテルダム国際映画祭ではタイガーアワードを受賞しています。また、2019年のサラエボ映画祭ではハートオブサラエボ賞を、ソウル国際女性映画祭では最優秀映画賞を獲得しました。これらの受賞歴は、エナ監督の卓越した才能を証明しています。

音楽と演出


音楽にはエラ・ファン・デル・ワウデが貢献しており、ローファイで夢のような空気感を演出しています。また、ソニック・ユースの「Kool Thing」の使い方も絶妙で、映画の疾走感とトーンを巧みに引き立てていると言えるでしょう。

まとめ


映画『テイク・ミー・サムウェア・ナイス』は、夢と現実が交錯する美しい世界の中で、自分を探し求める若者の姿を描いた作品です。そのBlu-rayが2026年4月8日にリリースされることから、映画ファンのみならず、心に響くストーリーを求める全ての人におすすめの作品です。ぜひ、この機会に手に取ってみてください。


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