湿気問題への革新
近年、住宅密集地では床下の湿気問題が深刻化しています。特に、現代もう広く採用されるようになった「基礎パッキン工法」においては、通気性は確保されますが、周囲の環境によって自然の換気が妨げられることがあります。このため、床下は結露やカビが生じやすい状態となり、住まいの劣化や健康への悪影響を及ぼす恐れがあります。
湿気吸収に特化した新製品
セイホープロダクツが新たに発表した「ドライ・プロ TYPE-C」は、このような床下の湿気問題を解決すべく設計された電子除湿ユニットです。2023年11月1日からの販売開始を予定しています。
この新製品は、ペルチェ式冷却機と撹拌型の送風機を組み合わせることで、効果的に床下を乾燥させる仕組みになっています。特に、「基礎パッキン工法」においては、中心部の湿気の蓄積によって結露やカビが発生するリスクが高まるため、局所的な除湿が可能な設計が重要です。実際に、同社の実物大実験設備を用いての検証が行われ、運転を行った結果、湿度が低下し効果的に乾燥していることが確認されました。
自動運転と省エネ機能
「ドライ・プロ TYPE-C」は、自動運転機能を備え、日中の決まった時間帯に除湿と送風を自動で行うことができます。湿気の多い春から秋にかけては除湿と送風、その他の季節は送風モードで運転します。また、除湿運転は通常と省エネ運転の切り替えが可能で、使用者のニーズに応じて無駄を省くことができます。
手軽な取り付け
この製品の取り付けは簡単で、ドレンパイプを設置するためのわずかな加工で対応可能です。また、基礎がGL以下の構造にも適応できるように設計されており、多様な住宅環境に柔軟に対応しています。
さらに、フィトンチッドカートリッジを標準装備しており、これによって中和消臭、抗菌、防虫といった多目的に使用できる魅力も併せ持っています。
まとめ
このように、「ドライ・プロ TYPE-C」は現代住宅が抱える湿気や結露の問題を根本から解決するための一助となる新しい選択肢です。今後の暮らしをより快適にするために、ぜひこの新製品を検討してみてはいかがでしょうか。販売詳細については、セイホープロダクツの公式サイトで確認できますし、直接の問い合わせも可能です。
製品に興味がある方はぜひ、セイホープロダクツ株式会社にお問い合わせください。公式ウェブサイトのリンクも記載していますので、詳細を確認することができます。
会社概要
- - 会社名: セイホープロダクツ株式会社
- - 所在地: 福岡県筑紫野市永岡1021-2 SEIHOビル
- - 設立: 1976年
- - 事業内容: 住宅関連機器の設計・開発・販売