阪南市とネクスウィルが連携し空き家問題解決へ向けた協定を締結

空き家問題に立ち向かう新たな連携

株式会社ネクスウィルが、初めて大阪府内の自治体と協定を結び、阪南市の空き家問題に協力して対処することとなりました。この試みは、2025年9月9日に阪南市役所で行われる協定締結式によって正式に開始されます。株式会社ネクスウィルは、不動産の買い取りや再販を手掛ける企業で、特に「訳あり不動産」と呼ばれる売却が難しい物件の取り扱いに特化しています。これにより、阪南市内の不動産の流通を促進し、地域の空き家の管理が適切に行われるよう支援します。

連携協定の目的

本協定の主要な目的は、空き家の利活用を促進し、適正管理されていない物件の新たな発生を予防することです。また、地域住民に寄り添ったまちづくりを推進し、阪南市の活性化に寄与することが期待されています。この取り組みは、地域の空き家問題を解決する大きな一歩となるでしょう。

協定締結式について

協定締結は2025年9月9日（火）14時から、阪南市役所の全員協議会室で行われます。参加予定で興味のある方は、事前にお問い合わせが推奨されています。締結には、阪南市の市長・上甲誠氏と株式会社ネクスウィルの代表取締役・丸岡智幸氏が出席します。

ネクスウィルの取り組み

株式会社ネクスウィルは、訳あり不動産の買取再販事業を展開し、特に空き家や共有持分、再建築不可物件など一般的に売却が難しい種類の不動産を対象にしています。相続による共有持分や登記がされていない物件など、様々な理由で扱いにくい不動産を積極的に引き受け、権利関係の整理を行うことで新たな価値を見出します。

さらに、同社は不動産を売りたい人と買いたい人を直接つなぐCtoCプラットフォーム「空き家のURI・KAI」を運営し、多くの人に空き家の利活用を促進しています。これにより、地域社会の活性化だけでなく、持続可能なまちづくりに貢献することを目指しています。