昨今、物価高や賃金停滞が続く中で、住宅市場に新たな風を吹かす注文住宅「AQ HAUS」が登場しました。株式会社AQ Groupが手掛けるこの住宅は、若年層の住宅一次取得を意識して設計されており、777万円(税込)から購入可能という手頃さが魅力です。特に20代から30代をターゲットにしており、コストを抑えつつもデザインや性能に妥協のない住宅を提供しています。
「AQ HAUS」は、シンプルでありながら一人ひとりの個性を表現できるような自由設計が特徴です。その中でも主力商品として、平屋が777万円から、2階建てが999万円からの価格で提供されます。また、耐震等級3や断熱等級5が標準装備されており、安全性や快適さも考慮されています。
総務省の調査によると、2023年の29歳以下の持ち家率は35.2%に達し、過去最高を記録しました。特に20代の持ち家率は年々上昇しており、賃貸住宅よりも自由な生活環境を求める傾向が強まっています。しかし、物価高と賃金の停滞により、持ち家取得は依然として困難な道であることも事実です。そこでAQ Groupは、低価格で高品質な住宅を提供する「AQ HAUS」を発表したのです。
「AQ HAUS」は、コストを抑えるために展示場を持たない“脱・展示場”の戦略を採用しています。まちかどモデルや自社研究所内の試行棟などを活用し、高い広告営業費を節約することで、本体価格を大幅に減少させました。その結果、高性能ながら価格を抑えた住宅の提供が実現しました。さらに、木造ビル建築技術を戸建て住宅に応用し、実現した低価格での高性能住宅は、多様なニーズに応えると共に、質の高い住宅を望む若年層の期待にも応えます。
「AQ HAUS」のラインナップは、Basic、Advanced、Premiumの3つで、それぞれ異なる性能やデザインの選択肢を用意しています。Basicは土間収納や吹き抜け、大開口など約60のコンセプトプランがあり、ライフスタイルに合わせた自由な住まいを実現。Advancedは耐震等級3、断熱等級6を備え、キッチンやバスルームの設備グレードアップが可能です。Premiumは自由設計により、建物の外周のみを規格化しながら、内部は好みに合わせて変えることができる、特別なデザインが可能な商品となっています。
AQ Groupは1978年に創業して以来、「住宅の適正価格」に挑戦し続けてきました。過去には坪単価60万円の時代に、坪単価21万円の住宅「M21」を発表し大ヒットを記録。その後も、技術力を駆使して建設コストを半減させる提案で、建設大臣賞を受賞しました。このような歴史を持つAQ Groupが、今再び低価格へのチャレンジを続けていることは、若年層にとっての希望とも言えるでしょう。
賃金が停滞し、物価が上昇する中で、手に入れやすい価格で高性能な住宅を求める若者たちにとって、「AQ HAUS」が光明をもたらす存在となることを期待しています。これからもAQ Groupが新たな挑戦を続け、より多くの若年層が夢のマイホームを手に入れられる日が来ることを願っています。