コロナ禍とテナント需要
2021-02-05 08:30:01

コロナ禍におけるテナント需要の変化と事業用不動産市場の新展開

コロナ禍におけるテナント需要の変化



新型コロナウイルスの拡大に伴い、テナント需要が顕著な変化を遂げています。特に、教育機関や介護施設などが急増し、従来の物販・サービス業からの問い合わせが大幅に増加しています。データによると、2020年12月の業種別テナント需要件数は421件と、2019年の160件から約2.6倍に増加しました。これは社会全体がリモートワークやECの拡大を促進し、業界全体に新たな需要を生んだからです。

市場の動向と特徴



コロナによる市場構造の変化は、一部の業界にとっては好機となっています。例えば、物流倉庫の需要が急増しており、宅配サービスのニーズの増加も背景にあります。このように、コロナ以前では考えられなかったような需要が発生しているのです。

当社は、商業系および産業系不動産の動きをデータベース化し、長年にわたって市場の変化を追っています。2008年のリーマンショック以降、特に商業系物件は不況であるほど活発な動きを見せてきました。今回のコロナショックでも同様の動きが見られるものの、注目すべきは「密を避ける」ことが求められるという特異な状況です。

このような特殊なニーズにより、今後の商業地のテナント構成やオフィスの在り方に大きな変化が見込まれます。私たちの専門サイトでは、コロナ禍とその後の需要の動向に注目し、最新情報を発信することが求められています。

テナント契約の状況



新型コロナの影響で、多くの企業や店舗が経済的に厳しい状況に置かれています。それでもなお、求めていた地域に出店したい事業者は、高い家賃であっても契約を希望する傾向が見られます。これは、特定のロケーションが持つ価値や今後の期待を反映した結果とも言えるでしょう。

また、厳しい状況だからこそ見える需要も存在します。これまでの常識にとらわれない新たなビジネスモデルや営業形態を模索する動きが業界全体で出てきており、これは新たな可能性を秘めています。

会社概要



私たち、株式会社テナントショップは、滋賀県を拠点にテナント物件の仲介を行っている会社です。2008年に設立し、以来、テナント物件に特化したデータベースを構築してきました。668件の店舗登録を誇り、20,000件以上のテナント情報を全国にわたって提供しています。これは事業用テナント専門サイトとしては、日本最大級の規模です。私たちは、常に変わる市場に対応し、多様なニーズに応えることで、業界の発展に寄与し続けます。


会社情報

会社名
株式会社テナントショップ
住所
滋賀県草津市西大路町2-2
電話番号
077-562-0330

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。