クリーンプラネットが10億円のゼロエミッション補助金を獲得し脱炭素社会へ前進

クリーンプラネットが東京都のゼロエミッション補助金を獲得

株式会社クリーンプラネット（本社：東京都千代田区、代表取締役：吉野英樹）は、東京都が実施する「ゼロエミッション東京の実現に向けたイノベーション促進事業」のゼロエミッション枠に採択され、この度最大10億円の補助金を獲得しました。この補助金は、脱炭素社会の実現に向けた革新的な製品やサービスを開発する中小企業やベンチャー企業を対象としており、クリーンプラネットもその一員として、新たなビジネスを創出し、産業の活性化を目指します。

ゼロエミッション東京戦略とは

このプロジェクトは、2019年に東京都により策定された「ゼロエミッション東京戦略」の枠組みのもとで実施されます。この戦略は、環境保護と持続可能な社会構築を目指し、東京都内で活動する企業が革新的なアイデアを元に製品やサービスを展開しやすくするためのものです。補助金は事業化や販路開拓にかかる経費の一部をサポートすることで、他の企業にも波及効果をもたらすことを目的としています。

量子水素エネルギーへの取り組み

クリーンプラネットは特に「量子水素エネルギー」の開発に注力しています。この技術は、都市ガスを上回る発熱密度を持ちながらも、二酸化炭素を一切排出しないクリーンエネルギーです。また、燃料として利用する水素も微量で済むため、カーボンニュートラル社会の実現に向けた重要なステップとして注目されています。先行研究の成果として、既に世界23か国で117件の特許を取得しており、クリーンプラネットはこの分野での開発競争において先駆者となっています。

共同研究と今後の展望

同社は東北大学との共同研究を行い、独自の発熱技術の実用化開発にも取り組んでいます。量子水素エネルギーのプロトタイプが完成すれば、今後のエネルギー供給の在り方を大きく変える可能性があります。クリーンプラネットはこのプロジェクトを通じて、持続可能な未来に向けたビジョンを実現していく所存です。

結論

脱炭素社会に向けたクリーンプラネットの挑戦は、新たな可能性を示唆しています。東京都からの補助金獲得は、クリーンプラネットの技術的革新を後押しし、ゼロエミッション東京の実現に寄与するでしょう。今後の成果が期待される中、クリーンプラネットの動向から目が離せません。

詳細な情報は東京都の公式発表をご覧ください。
東京都ゼロエミッションイノベーションページ