生成AIが変えるコールセンター業務
株式会社アイビーデータは、自社の音声データ分析サービス「DigestCall」に新たにAPI連携機能を追加したことを発表しました。この革新的な機能は、コールセンターやカスタマーサポート業務の効率を大幅に向上させるものです。従来は手動で音声データをシステムにアップロードする必要がありましたが、機能追加により通話終了後にデータが自動的にアップロードされるようになりました。
従来の課題
従来、コールセンターでは、CTI(Computer Telephony Integration)から音声データをダウンロードし、手動で「DigestCall」システムへアップロードするという手間がかかっていました。この手順は時間がかかり、オペレーターの後処理作業における負担となっていました。しかし、API連携機能の導入により、通話後の分析プロセスがほぼ完全に自動化され、業務の効率化が実現します。
新機能の特長とその効果
この新しいAPI機能により、DigestCallは音声データを瞬時に処理し、自動的に要約、分類、FAQ草案の作成を行うことができるようになりました。これにより、従来の作業時間が大幅に削減され、オペレーターは電話応対により多くの時間を割けるようになります。
- - 音声データのテキスト化:高精度な音声認識によって、音声データをテキスト化し、話者分離も可能です。
- - 自動要約とカテゴライズ:生成AIの力を借りて、問い合わせ理由を抽出し、分類することで、業務の見える化を進めます。
- - FAQ作成機能:テキスト化された会話データから自動的にQ&Aを生成し、カスタマーサポートに役立てることができます。
この結果、オペレーターの負担が軽減され、コールセンター全体の業務フローがスムーズになります。さらに、CRM(Customer Relationship Management)システムに分析結果を自動で送信する機能もあり、業務の連携が一層強化されました。
実装の背景
最近、コールセンター業務における効率化のニーズが高まっており、多くの企業が後処理時間の短縮や一次応答率の向上を求めています。顧客からは、「後処理を自動化し、アップロード手続きも簡単にしてほしい」という声が多く寄せられていました。このような要望を受けて、API連携機能が実装されました。
歓迎されるウェビナー
また、株式会社アイスマイリーが主催するウェビナー「生成AIで実現する次世代のカスタマーサポート効率法とは?」が2024年12月5日に開催されます。このウェビナーでは、DigestCallの機能や具体的な活用事例について詳しく紹介されています。コールセンターの効率化やサービス品質を向上させたい企業の担当者は、ぜひ参加を検討してみてください。
- - 日程:2024年12月5日(木)12:00~13:00
- - 場所:ウェビナー専用URL
- - 費用:無料
お問い合わせ先
「DigestCall」の詳細や導入に関するお問い合わせは、公式サイトから受け付けています。AI技術によって業務がどのように効率化されるのか、具体的な活用方法についても相談可能です。コールセンター業務の効率向上を目指す企業にとって、DigestCallは心強いパートナーとなるでしょう。
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