雨穴のホラーミステリー『変な絵』がイギリスで歴史的ノミネート！

世界的に高評価される雨穴のホラーミステリー

日本のホラーミステリー作家、雨穴（あまあな）による小説『変な絵』が、イギリスの大手書店チェーンWaterstonesが選出する2025年の「Book of the Year（年間ベストブック賞）」の最終候補としてノミネートされました。この快挙は、世界的に有名な作品が日本から生まれたことを示すものです。『変な絵』は、日本国内にとどまらず、海外でも高い評価を受けており、イギリス版は2025年1月16日に発売される予定です。

水面下での盛り上がり

Waterstonesによると、同賞は300店舗以上の書店員が選出するもので、読者におすすめしたい本として広く知られています。これまでの受賞作品の数々と同様に、『変な絵』がノミネートされたことは、作品が文化の壁を越えて受け入れられていることを象徴しています。このホラーミステリーは、SNSを通じて広まり、英国の読者の心をつかむ新鮮な作品として評価されています。

ノミネートが発表されると、『変な絵』への関心は一層高まり、店頭展開と口コミからの広がりが期待されています。公式の発表後、書店やオンラインストアではさらなる盛り上がりが見込まれています。

世界的なヒットへと至った背景

『変な絵』は、2022年に日本で発売された後、瞬く間に人気が広まり、累計200万部を超える販売を記録しました。そしてフランスではFNACの「今月の本」や、ドイツの公共ラジオ局が選出する「Krimibestenliste」の最優秀犯罪小説部門で1位を獲得するなど、各国で連続して成功を収めています。このように、国境を越えた、これほどの支持を集めることができたのは、雨穴の独創的なストーリーテリングが大きな要因です。

新作『変な地図』の注目度

また、雨穴は2025年10月31日に新作『変な地図』をリリースする予定です。この作品は、初版発行部数が20万部となり、発売前から重版が決まる異例の反響を呼んでいます。すでに予約が殺到しており、話題のキャラクター「栗原さん」が主人公となり、SNSでもファンの間で盛り上がりを見せている状態です。

特典として、特大の考察マップや購入者向けの朗読動画がついてくることも話題となっています。これに伴い、すでに世界7ヵ国から翻訳オファーが届くなど、雨穴の作品は再び国際的な注目を集めています。