wolfSSLが発表したRock-Solid cURLの革新
新たにwolfSSLが提供するRock-Solid cURLが、より安全で信頼性の高いソリューションとして発表されました。この新しいバージョンは、特に企業の厳しいセキュリティ要求に応えるべく設計されており、レグレッションのリスクを大幅に軽減することを目指しています。これにより、利用者は安心してネットワークを利用することができるでしょう。
Rock-Solid cURLの特徴
Rock-Solid cURLは、cURLライセンスで供給されるアップデートを含み、既に契約済みの顧客には配布されます。この新しいプロダクトは、安全でセキュアな環境を提供することを目的としており、特別なレベルのセキュリティを必要とする企業に最適化されています。
リリースの間隔は18ヶ月から24ヶ月に設定されており、定期的な更新が期待されています。特に、Rock-Solid cURL v8.9.2は、長期有償サポートが付与された初めてのバージョンです。このバージョンは7月にリリースされたcURL 8.9.1を基にしており、2つのセキュリティ修正と複数の安定性パッチが適用されています。
開発者の背景
cURLの創設者であり、トップアーキテクトであるDaniel Stenberg氏は、2019年からwolfSSLのチームに所属しています。彼はRock-Solid cURLのメインエンジニアとしてリリースを提供し、重要なパッチの適用やバックポートを行っています。この新しいソリューションは、既存のcURLプロジェクトや通常のcURLリリースに影響を与えることはありません。一方で、有償のRock-Solid cURLを選択した顧客は、その支払いがcURLプロジェクトの資金援助に貢献することになります。
Rock-Solid cURLについての詳細は、
公式サイトをご覧ください。
展示会出展のお知らせ
また、wolfSSL Japan合同会社は、11月20日から3日間神奈川県横浜市で開催されるEdgeTech+ 2024に出展します。ブース番号はCY-16であり、最新のネットワークセキュリティ技術についての説明も行います。wolfSSLの導入を検討している方々には、使用開始への準備も案内しますので、お気軽にお立ち寄りください。
詳細な情報やお問合せは、wolfSSL Japan合同会社の公式サイトをご確認ください。日本人スタッフによる技術サポートが受けられるため、より安心して利用を進められることでしょう。
wolfSSLについて
wolfSSL Inc.は、組み込み向けのスピード、サイズ、移植性、機能にこだわったセキュリティライブラリを提供する業界のリーダーです。設立以来、政府機関や自動車、航空宇宙分野でもその技術が評価され、これまでに2,000社以上のお客様に採用されています。2024年には、世界初のSP800-140Br1準拠のFIPS 140-3認証を取得したwolfCrypt暗号ライブラリを発表し、さらなる技術的進展を促進しています。
これからもwolfSSLは、顧客のニーズに応じた安全で信頼性の高いソリューションを提供し続けることでしょう。