画期的な遠隔試験システム『Remoty AI+』の登場
株式会社CBTソリューションズは、株式会社ユーザーローカルとの共同開発によって、新しいリモートテストシステム『Remoty AI+』を発表しました。現代において、特にコロナウイルスの影響でリモート試験の実施が求められる中、本システムがどのような革新をもたらすのかをご紹介します。
リモート試験が求められる背景
コロナ禍において、従来のように大規模な試験会場で一斉に受験を行うことが難しくなりました。自宅や企業内でのWebテストシステムの需要が高まる中、CBTソリューションズはこのニーズに応える形で、リモート監視機能を取り入れた試験システムを開発しました。
Remoty AI+の主な特徴
本製品は、AI技術を駆使した監視機能を搭載しており、以下のような特長があります。
1.
替え玉防止機能: AIが受験者の同一性を判定し、事前登録された人物が最後まで受験しているかを検知します。
2.
人数判定機能: 画面内の人物をAIが検知し、必要に応じて複数人を許容する設定も可能です。
3.
カンニング検知: 受験者の不正行為をAIが判断し、不審な動作をリアルタイムで検出します。
機能の具体例
Remoty AI+には、以下のような機能が備わっています。
- - Webカメラによるリアルタイム監視
- - AIによる不正検知とそれに伴う録画機能の確認
- - 一括での受験状況確認が可能な管理画面
このように、幅広い機能を有するRemoty AI+は、今秋の販売開始を予定しています。
企業の言葉に見る期待
CBTソリューションズの代表、野口氏は「コロナ禍での試験実施の困難さを解決するために、Webによるリモート監視が今後の重要な手段になる」と述べています。また、ユーザーローカルの伊藤氏は、「AI技術を駆使して社会課題解決に貢献できることが、この共同開発の目的である」と話しています。
最後に
AI技術を取り入れた新しいリモート試験システム『Remoty AI+』が、コロナ禍でも円滑な試験運営を可能にします。テクノロジーの進化が試験の風景をどのように変えていくのか、今後の展開に期待が寄せられています。