離乳食の負担を可視化し家庭の育児分担を見直す調査結果
株式会社カラダノートが実施した調査結果が、家庭内での離乳食にまつわる育児負担の実態を浮き彫りにしています。本調査は「家族の健康を支え、笑顔をふやす」というビジョンを掲げる同社が、離乳食サポートアプリ「ステップ離乳食」の提供開始10周年を記念して行われました。調査の目的は、離乳食に伴う負担の可視化を通じて、家族間の相互理解を深めることです。
1. 調査の背景
育児参加の意識が高まる一方で、食事の領域においては負担の分担が進まないという傾向があります。多忙な共働き家庭が増える中で、離乳食に必要な献立の作成や調理、食事の対応、さらには片付けといった複数の工程が絡むため、負担が一部に集中しやすくなるのです。
当社はこうした「見えにくい負担」を明らかにし、育児の共同参加を促進することを目的としています。調査結果からは、特に食事の準備や子どもの食事に関する負担がどのように家庭内で分担されているのかが明らかになりました。
2. 調査結果
離乳食が思い通りに進まない理由
調査の結果、離乳食の時間は「子どもの成長を感じる素晴らしい時間」ではあるものの、数多くの工程が重なるため、思い通りにならないことが多い実態が浮かび上がりました。
約61.6%が「ほとんど自分が担っている」と回答し、合計で83.4%が離乳食に関する家事を一人で行っている状況が報告されています。
「楽しい・成長を感じる」と答えた人は28%にとどまり、約45%は「できれば負担を減らしたい」と回答。また、14%は「正解が分からず不安になる」と感じていることが明らかになりました。
離乳食の調理の負担
調査によれば、離乳食の調理や準備に伴う負担は以下のように感じられています:
離乳食における負担の70%は「調理(下処理、保存含む)」が最も多く、次に「献立を考える」が50%を占めます。
「食べムラ」や「遊び食べ」といった行動が目立ち、子どもの食事に対する対応は多くの悩みを抱えています。40%近くが「食べムラがある」と回答し、特に「食事中に遊ぶ」とした人が40%に達しました。また、外出時の食事対応や食べ物のこぼれに関する問題も多く見られます。
3. 家庭での負担の可視化と今後の取り組み
調査からは、離乳食の負担が家庭内で共有されにくく、一部に集中してしまうという状況が浮き彫りになりました。今後、当社は育児休業の取得が広がりつつあるものの、離乳食についての共通の時間やノウハウが欠如している場合、日々の負担感が伝わりづらくなる可能性があると考えています。
当社が考える解決策としては、まず家族全員が「お互いの大変さを理解すること」が重要であると認識しています。負担を可視化することによって、お互いの理解を深め、共に育つ環境づくりへの一歩となることを目指しています。
今後もカラダノートは、家族の健康に寄与することを目指し、共育(トモイク)社会の実現に向けた取り組みをしていきます。また、育児に対する意識向上やトレンド発信を通じて、社会課題の解決にも貢献していく予定です。
4. #頑張りすぎない子育て キャンペーン開催
本調査結果を受けて、カラダノートでは「#頑張りすぎない子育て」キャンペーンを展開し、日常の育児の中で「少し肩の力が抜けた瞬間」や「聞いてほしい子育ての話」を募集します。みなさんの日々の小さなエピソードを是非投稿してください。
今回の取り組みは、離乳食の負担を家庭内にとどめず、広く社会全体で共感し合う場を提供することを目指しています。