IBM i モダナイゼーション支援
2025-08-20 10:26:50

GxPがIBM i向けモダナイゼーション支援サービスを開始し業務改革を促進

GxPによるIBM i向けモダナイゼーション支援サービス



グロースエクスパートナーズ株式会社の子会社であるGxPは、IBM iユーザー向けに「モダナイゼーション支援サービス」の提供を開始しました。この新サービスは、企業の企画立案から経営層への上申、計画の策定、実行まで一貫してサポートすることが特徴です。特にIBM i(旧AS/400)を利用する企業にとって、技術者の世代交代や業務プロセスの複雑さを解決する手助けとなります。

モダナイゼーションの必要性



数十年もの間、IBM iは多くの企業の基幹システムを支えてきましたが、技術者の退職や業務ロジックのブラックボックス化といった課題が顕在化しています。特に、ビジネス環境の変化に迅速に対応するためには、既存システムのモダナイゼーションが重要です。

GxPは、2018年からIBM i アプリケーション解析ツール「X-Analysis」の日本総代理店として活動しており、このツールを活用することで企業のモダナイゼーションにおいてデータや情報を可視化し、構造の見直しを行う支援をしています。2025年には生成AIを活用した「X-Analysis Assistant」をリリースし、さらなるユーザビリティ向上を図る予定です。

サービスの特徴



このモダナイゼーション支援サービスは、経営層向けの資料作成支援を含む複数のサービスに分かれています。以下の内容が含まれます:

  • - 経営層向け上申資料の作成支援(6週間)
- モダナイゼーションにおける投資対効果やリスクを整理し、経営判断に必要な文書の作成を支援。

  • - モダナイゼーション構想・計画作成支援(3ヶ月)
- モダナイゼーションを進めるための全体的な計画を作成し、具体的なアプローチを提案。

  • - 業務改革支援(6週間)
- BPR(業務プロセス再設計)を通じて業務が直面する課題を見直します。

  • - ベンダー・ソリューション選定支援(3ヶ月)
- 新たなベンダーの選定を支援し、有効な提案書作成をお手伝い。

  • - プロジェクトPMO支援
- プロジェクト期間に応じた管理を行い、確実なプロジェクト推進を支援。

これらを通じてGxPは、段階的かつリスクを抑えた形でのモダナイゼーションを実現します。

今後の展望



GxPは今後も、IBM iユーザー企業のデジタル変革を促進するため、AIを用いたリファクタリングやハイブリッド・マルチクラウド運用のテンプレート提供、セキュリティ強化支援メニューを順次拡充する予定です。これにより、クライアント企業はIBM iの価値を最大化し、ビジネス競争力を高めることができるでしょう。

取引先企業からの歓迎の声



日本アイ・ビー・エムの理事である原寛世氏は、「GxPのモダナイゼーション支援サービスの開始を歓迎します。IBM iは高い信頼性とパフォーマンスを持つシステムですが、そのモダナイゼーションをGxPの支援によって進めることができるのは、ユーザーにとって新たな選択肢となることでしょう」とコメントしています。

このように、GxPは長年の経験を基に、企業が抱える課題を解決するための力強いパートナーとなることを目指しています。


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会社情報

会社名
グロースエクスパートナーズ株式会社
住所
東京都新宿区西新宿1丁目26番2号新宿野村ビル48階
電話番号
03-5990-5423

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