映画『大きな家』上映会のお知らせ
株式会社DDRが主催する映画『大きな家』の上映会が2025年9月13日に開催されます。このドキュメンタリー映画は、児童養護施設で暮らす子どもたちと、彼らを支える大人の関係に焦点を当てています。私たち大人が子どもたちの未来を守るために、何ができるのかを問いかける大切な作品です。
開催の背景
最近の児童虐待相談件数は、令和4年度に約21万4千件に達し、その背景には深刻な問題が潜んでいます。72人もの子どもが、虐待により命を落としているという現実もあります。家庭での生活が困難な子どもたちは4万人以上に及び、彼らに安心して過ごせる場所を提供する児童養護施設の役割が一層重要になっています。
しかし、実際にその現状を知っている人は少なく、子どもたちがどのような環境で生活しているのかを理解することが求められています。株式会社DDRは、子どもの貧困問題や養育費の未払いに取り組む中で、社会全体で子どもたちを支える仕組みの重要性を実感し、この上映会を企画しました。
『大きな家』のストーリー
映画『大きな家』は、東京にある児童養護施設を舞台にしています。そこでは、親から離れた子どもたちが、血のつながりのない他の子どもや職員と日々を過ごしています。両親への想いや、生活を支える職員との関係性、学校の友人との距離感など、さまざまな葛藤を抱えながら成長していく彼らの姿が描かれています。この映画を通じて、観客は自身の過去とも向き合わせる時間を持つことになるでしょう。
観ることで、あなた自身も子どもたちの成長の過程を肯定したくなるような感情を抱けるかもしれません。「ふつう」が少しだけ広がり、この映画が明日を生きる勇気を与えてくれることでしょう。123分の上映時間の中で、子どもたちの小さな日常が、どんなにかけがえのないものかを考えさせられます。
上映会の詳細
- - 日時: 2025年9月13日(土)
- - 上映時間:
1). 18時00分〜20時00分
2). 21時00分〜23時00分
- - 会場: 妙善寺仮本堂「かけはし堂」 (サイズ:港区南麻布3-2-13、六本木駅徒歩8分)
- - 参加費: 1,500円(収益は全額、児童養護施設に寄付されます)
- - 定員: 各回15名
- - 申し込み:
- メール:
[email protected](担当:的場)
- 電話: 03-3470-0070(妙善寺)
映画の詳細
本作は、特定の事件を描くものではなく、日常の一コマを切り取り、子どもたちの本音にフォーカスしています。プライバシー保護の観点から、配信やレンタルは行われておらず、映画『大きな家』の視聴は上映会のみで得られる貴重な体験です。どのような思いや経験が詰まっているのか、ぜひ映画の中で感じ取りましょう。
まとめ
映画『大きな家』の上映会は、児童養護施設の重要性を理解し、子どもたちの未来を共に考える機会です。是非、多くの人にこの映画を観ていただき、子どもたちへの理解を深めてほしいと思います。参加費は全額寄付されるため、映画を観ながら社会貢献にもつながる特別なイベントになることでしょう。