ピクシーダストテクノロジーズ、音環境診断サービス『iwasemi™』を開始

ピクシーダストテクノロジーズ、音環境診断サービスを発表

ピクシーダストテクノロジーズ株式会社（以下PxDT）は、2025年10月10日より、音環境に関する課題を解析し、最適な解決策を提供する『iwasemi™｜音問題診断サービス』の提供を開始しました。音のストレスは多くのオフィスや商業施設で見られる問題であり、特に「声が響く」「隣の音が気になる」といった事例が多く報告されています。しかしながら、音の問題は定性的な評価に依存するため、明確な基準が設けられにくいのが現状です。

自動診断の特徴

本サービスは、ユーザーが空間の基本情報やサイズ、構成要素を入力することで、自動的に音響課題を判定し、その改善策や概算コストを提示します。このプロセスは以下の4ステップでシンプルに実行可能です：

1. 入力 - 利用者が必要情報をWebフォームに入力します。
2. 診断 - 提供された情報に基づいて、音環境の診断を行います。
3. 結果確認 - 自動診断の結果を確認できます。
4. 改善案提案 - 診断結果をもとに改善案が提示されます。

このように、利用者は簡単に音環境の診断を行い、具体的な改善案を得ることができます。

利用対象

主にオフィス内の会議室や教育機関、医療施設、商業施設など、幅広い空間において音環境の課題を抱える方々や、これらの問題を解決したいと考える関係者が対象となります。このサービスにより、音の問題についての具体的な見解を得ることが期待されます。

音環境問題に取り組む価値

PxDTは、音環境の改善に向けて、プロダクト導入に先立つ段階からのサポートを重視しています。具体的には、診断から計画、改善設計までを一貫して支援し、効率的な解決策を提供することを目指しています。利用者が音環境の改善について悩む際、具体的なアドバイスを受けながら進められるのです。

iwasemi事業部の拡張

これまでiwasemi事業部では吸音パネルの販売を行ってきましたが、今後は残響時間の測定やパネル設置後の効果評価など、幅広い音響ソリューションを提供する予定です。特に、会話音に特化したiwasemi™吸音パネルは、高い意匠性を持ち、音の快適さを高めることができます。具体的には、反響音を抑え、クリアな音響環境を実現し、会議の効率も向上させます。