「Voice Retriever」が賞受賞
2026-02-11 10:48:21

マウスピース型人工喉頭「Voice Retriever」が内閣総理大臣賞を受賞!その革新性とは

画期的なマウスピース型人工喉頭「Voice Retriever」の受賞について



2026年2月9日、東京科学大学発のベンチャー企業、株式会社東京医歯学総合研究所が推進する「Voice Retriever」プロジェクトが、内閣府が後援する「第8回日本オープンイノベーション大賞」にて、最高賞である内閣総理大臣賞を受賞しました。このお知らせは多くの人々に感動を与え、特に発声障害を抱える患者やその家族から注目を浴びています。

受賞の背景



年間約4,000人が日本国内で喉頭がんやALS(筋萎縮性側索硬化症)によって声を失っている現実があります。これまでの代用発声手段には専門的な習得が必要で、また音質にも課題が多かったため、患者の生活の質(QOL)は低下していました。そんな中、Voice Retrieverは新たな解決策を提供します。

Voice Retrieverの特性



このマウスピース型人工喉頭は、口腔のわずかな動きを利用して音声を生成する世界初のデバイスです。その特徴は次の通りです。

  • - 即時性: 特別なトレーニングなしで、装着初日から会話が可能になります。「口や舌が動く」という基本的な要素と、マウスピースが装着できるだけでよいのです。
  • - 汎用性: 四肢が麻痺している患者でも使用可能で、クリーンな音質を保ちます。
  • - 実績: 2025年4月からの販売開始から、すでに200名以上が「自分の声」を取り戻しています。

受賞理由と生まれた背景



東京科学大学の特許技術を核にする本プロジェクトは、異業種間のコラボレーションを通じて、製品開発以上の意味を持つ「オープンイノベーションの理想形」として高く評価されています。具体的には、様々な企業や医療機関が協力し、迅速な製品開発を実現しています。

アカデミアの現場にいる歯科医師が主導し、顧客に直販するモデルを確立したことも功績の一部です。このように、医療の現場から新たな製品を生み出す方法が確立されつつあります。

未来へ向けてのビジョン



Voice Retrieverの開発チームは、2028年までに世界500万人の発声障害者に向けて普及を目指しています。具体的には、2027年には医療機器としての薬事申請を行い、2028年には海外展開を開始する計画です。また、AI技術を活用した自然な声の変換や、多言語対応のソフトウェア開発も視野に入れています。

山田大志代表のコメント



代表取締役の山田大志氏は、受賞を受けて「この賞は私一人では達成できなかった」と語り、様々な協力者の存在があったからこその成果であることを強調しました。これからも臨床現場との連携を強化し、オープンイノベーションの懸け橋として活動していく意向を示しています。

最後に



「Voice Retriever」は、失声という孤独な状況を抱えた多くの人々に「話す喜び」を与えるための革新技術です。今後の展開に期待が高まっています。興味を持たれた方は、ぜひ公式ウェブサイトから情報をチェックしてください。

公式ウェブサイト

お問い合わせ

『Voice Retriever』のこれからに目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社東京医歯学総合研究所
住所
東京都大田区北千束3-35-5-202
電話番号
03-6820-7540

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