日本通運が成田空港でEDDの運用を開始
日本通運株式会社は、航空貨物の保安体制をさらに高度化するため、爆発物探知犬(EDD)を成田空港の第二・第三物流センターに導入しました。この運用は2023年6月から順次始まり、航空貨物のセキュリティを強化する重要な施策となります。
導入の背景
近年、航空貨物における保安環境はますます厳しくなっており、常に進化する制度に対応する必要があります。特に2026年1月からの航空保安制度改定に伴い、日本通運でもX線検査装置の導入が進んでいましたが、貨物の形状や素材によっては従来の検査手法では対応しきれない場合がありました。
このような中、日本通運は国土交通省から新たに認可されたEDD検査を導入することに決定しました。これにより、これまで難しかった貨物の検査も可能になり、保安体制を一層強化します。
EDD導入の詳細
日本通運が導入するEDD検査は、アメリカの専門機関で訓練を受けた探知犬とそのハンドラーによるものです。これらの探知犬は、米国運輸保安庁(TSA)の基準を満たす能力を持っています。このEDD検査は、既存のX線検査装置とも組み合わせて運用されるため、従来の検査手法と比べてより効率的な対応が可能です。
導入効果
このEDD検査により、以下のような効果が期待されます。
- - 特殊な貨物への対応力の向上: 長大な形状や特殊な材質を持つ貨物にも対応できるようになります。
- - 航空保安レベルの向上: 高度な検知能力を持つEDDによって、セキュリティが一層強化されます。
今後の展望
日本通運は、EDDの運用を通じて検査能力を向上させるとともに、運用体制を強化していく方針です。また、関係当局や国際的な制度の動向を注視しながら、運用を進めていくことを予定しています。
NXグループは、さまざまな輸送モードを駆使し、お客様の多様なニーズに応えていきます。航空貨物の安全性と利便性を両立させ、高品質な物流サービスを提供することを目指しています。
日本国内でのEDD検査は、米国向けおよび米国経由便には適用できませんが、適切に対象貨物を見極めながら段階的に運用を進めていく予定です。
NXグループについて
NXグループは1937年に設立されて以来、モノを運ぶことで人や企業、地域を結びつけてきました。現在では、世界57か国に約78,000人の従業員を擁し、陸・海・空の輸送手段や倉庫、ITを活用して高品質なロジスティクスサービスを提供しています。私たちの企業メッセージ「We Find the Way」は、どんな困難にも最適な解決策を見出すことを表し、持続可能で環境に配慮したサプライチェーンソリューションを提供するパートナーとしての意志を示しています。詳細は公式ウェブサイトをご確認ください。