日本の災害救助犬の重要性を再考するシンポジウム
2026年3月16日、東京大学生産技術研究所附属の災害対策トレーニングセンター(DMTC)は、スイス救助犬協会(REDOG)との共催により、災害救助犬についてのハイブリッドシンポジウムを開催します。このシンポジウムでは、日本国内での災害救助犬の育成と運用に関する問題について深く掘り下げ、実効性のある提言を行うことを目的としています。
近年、国内外での自然災害が相次ぐ中、災害救助犬の役割がますます重要になっています。しかし、日本では国際基準を満たす救助犬の育成が遅れているといった課題も存在しています。このシンポジウムでは、「なぜ日本で国際基準に適合した救助犬が育成されないのか?」という根本的な問いに対し、様々な専門家が集まり議論を重ねます。
参加者には、救助の専門機関や行政、さらには研究機関、スイスからの専門家たちが含まれており、多様な視点からアプローチすることで解決策を模索します。シンポジウムの終了後には、自由に意見を交換できる時間も設けられ、参加者同士の情報共有の場も提供されます。
シンポジウムの基本情報
- - 日時:2026年3月16日(月)13:00~16:00(終了後17:00までフリーディスカッション)
- - 会場:東京大学生産技術研究所 駒場リサーチキャンパス コマニ食堂2F 中セミナー室(東京都目黒区駒場4丁目6-1)
- - 形式:ハイブリッド開催(会場参加、Zoom配信、アーカイブ・オンデマンド配信)
- - 主催:東京大学生産技術研究所附属災害対策トレーニングセンター
- - 共催:スイス救助犬協会 REDOG
- - 参加費:無料(懇親会を実施する場合は参加費が必要)
- - 対象:救助関係者、行政職員、救助犬団体、災害・防災関係者、研究者、一般の興味を持つ方
プログラム構成
1.
基調講演
-
沼田 宗純(東京大学准教授)
- 「災害救助犬について考察」
- 「スイスでの救助訓練視察について」
- 「今後の災害救助犬とDMTCとの関わりについて」
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リンダ・ホルニスベルガー博士(スイス救助犬協会REDOG)
- 「日本に必要な災害救助犬とは」
- 「日本の現状、災害救助犬の必要性、活動するための必要条件について」
- 「実際の災害現場における救助犬の活動状況」
2.
パネルディスカッション
- 行政、救助組織、救助犬団体、研究者など多様なパネリストが集まり、現場の視点と組織運営の観点から議論を深めます。
- 主なテーマ:
- 救助組織と行政から見た救助犬の必要性
- 日本で優秀な救助犬が育成されない理由
- 課題解決への具体策と提言書の作成
本シンポジウムへの申し込みやお問い合わせは、下記の事務局までメールでご連絡ください。
シンポジウム開催事務局(担当:水野)
メールアドレス:
[email protected]
※広報担当の伊藤より連絡を差し上げる場合があります。
主催者概要
- - 団体名:東京大学生産技術研究所附属災害対策トレーニングセンター(DMTC)
- - 所在地:東京都目黒区駒場4丁目6-1 東京大学駒場リサーチキャンパス内
- - 担当者:防災プロセス工学 沼田 宗純 准教授
- - HP:DMTC公式サイト
DMTCは、「災害対策の知識の深化」「災害対策を推進する人の育成」「対話する場の創設」を三つの柱として、多様な人材の育成や地球規模の課題解決に取り組んでいます。日本の災害救助犬の未来をともに考え、より良い環境づくりを目指すこのシンポジウムに、ぜひご参加ください。