オリジナルブレンドが可能なOEMサービスを提供する「アグリチャー」とは
京都の「アグリチャー」は、30種類以上の乾燥野菜を使ったオリジナルブレンドを提供するOEMサービスを新たにスタートしました。近年、企業が環境に配慮した商品を求める中で、このサービスは持続可能な社会の実現に一役買うことが期待されています。
環境への配慮とSDGsの取り組み
企業が持続可能な社会に向けて取り組む中、特に注目されているのが「SDGs(持続可能な開発目標)」です。すでに多くの企業が採用イベントや展示会でノベルティを配布する際に、環境に優しい商品を選択するようになってきました。その流れの中、アグリチャーは自社の乾燥野菜を用いて、オリジナルブレンドのノベルティ化へのニーズに応えています。
アグリチャーOEMの特長
アグリチャーが提供するOEMサービスでは、小ロットからオリジナルブレンドの乾燥野菜を製造できます。これまで、乾燥野菜は主に大ロットでの工業生産が一般的でしたが、アグリチャーでは京都北部の生産者と連携し、地域の乾燥機を活用して小ロットでの生産を実現しています。この体制により、企業は独自のブレンド製品を手軽に作成できるようになりました。
参画する生産者
アグリチャーでは、提携している京都の農家から規格外の野菜を仕入れています。実際に、農家では収穫量の約3割が規格外品とされ、形や大きさが不揃いであるため売れ残りが多いのが現状です。これらの規格外野菜をアップサイクルすることで、新たな付加価値を生み出し、農業の持続可能性を推進しています。また、自社農園でも余った野菜を加工しているため、地域の農業にも貢献しています。
取り扱う乾燥野菜の種類
アグリチャーでは、キャベツや玉ねぎなどの一般的な野菜に加えて、きゅうりや生姜といった珍しい野菜も取り扱っています。これにより、企業はお好みに応じた創造的なオリジナルブレンドを作成できるため、マーケティングやイベントに多様性をもたらします。
アグリチャーが提供する持続的な未来
アグリチャーのサービスを利用することで、企業は自身のブランド価値を高めるだけでなく、持続可能な農業の確立に寄与することが可能です。これは単なる商品提供にとどまらず、環境に優しい取り組みとして社会的な責任を果たす手段ともなり得ます。
会社情報
株式会社アグリチャーは、2022年に設立され、「農業のこれからを創る」ことをミッションに掲げています。水分が抜けた野菜は、条件に適した場所で丁寧に加工され、独自のブレンドが完成します。企業向けのOEMをはじめとした原料供給も行っており、幅広いニーズに応えています。
詳細は公式ウェブサイトをご覧ください:
アグリチャー公式サイト。