新しい買い物アシスタント
2021-09-21 14:00:04
もの忘れをサポートする新アプリ『KAERU』の魅力をご紹介
もの忘れをサポートする新アプリ『KAERU』の魅力をご紹介
2021年9月21日、世界アルツハイマーデーに合わせて、これからの高齢化社会に不可欠な新しいアプリ『KAERU(かえる)』のβ版がリリースされました。このアプリは、特に認知機能の低下を感じているシニア層向けに開発されたもので、買い物に伴う不安やストレスを軽減し、より自由なお買い物を楽しむためのサポートを提供します。
開発背景と目的
近年、日本の65歳以上の高齢者人口は急増しており、3620万人を突破しました。認知症の高齢者も増加している中、買い物に行くことが難しいと感じる方々が多く存在します。調査によると、認知症と診断された方の39%が買い物に行かないと回答しており、その理由の多くが記憶の欠如や現金の管理が難しいことであるとされています。
そこで、KAERU株式会社はこの問題を解決するため、軽度から中度の認知症の方々やその家族、専門家の意見を取り入れたアプリを開発しました。このアプリの目指すところは、誰もが楽しめる買い物の実現です。
アプリ『KAERU』の特長
使いやすいデザイン
『KAERU』アプリは、スマートフォンに不慣れであったり、もの忘れが増えてきた方でも簡単に使えるデザインを採用しています。アプリは、自然と使いこなせるように設計されています。
メモ機能の強化
位置情報と連動した買い物メモ機能は、登録した店舗に近づくと自動的にメモをプッシュ通知します。これにより、外出中に買い物メモを忘れることがなくなり、安心して買い物ができるようになります。これまでの不便を解消し、スムーズな買い物をサポートします。
二度買い防止
買った商品を写真に撮れば、その情報が一覧で表示される機能も搭載されています。同じものを買い忘れたり、二度買いをしてしまうことを防ぎ、もっと快適な買い物体験を提供します。
ペイメント機能「みまもりペイ」
今冬には、国際ブランド付きの自社プリペイドカードとの連携を予定したペイメント機能「みまもりペイ」も登場します。この機能により、利用者の家族は購入履歴をアプリで確認できるようになり、個人のプライバシーを守りつつ安心感を提供します。
KAERU株式会社の理念
KAERU株式会社は、誰もがお買い物を楽しめる社会を実現するため、「買える」「帰れる」「変える」という3つの意味を持つサービス名を採用しています。超高齢社会においても、安心して生活を楽しむためのやさしい金融サービスを提供していくことを目指しています。
まとめ
『KAERU』アプリは、高齢者や認知症の方々に寄り添い、買い物の楽しさを思い出させてくれる素晴らしいツールです。正式版がリリースされる日を待ち望みつつ、多くの方々に使ってもらえることを期待しています。これからの高齢化社会において、このようなテクノロジーの進化がますます重要になることでしょう。
会社情報
- 会社名
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KAERU株式会社
- 住所
- 東京都中央区日本橋兜町17番2号兜町第6葉山ビル4階
- 電話番号
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