東南アジア女性の育成
2025-06-10 11:43:53

東南アジア女性のキャリアを支える新たな物流育成プログラム「HanaLogi」の展開

新たな育成プログラム「HanaLogi」の始動



株式会社明光キャリアパートナーズ、セイノーラストワンマイル株式会社、そしてグローバルトラストネットワークスは、東南アジアの女性に特化した新しいドライバー育成プログラム「HanaLogi」を開始しました。このプログラムは、物流業界における人財不足を解消し、女性のキャリア創出を目指しています。

背景と目的


物流業界では現在、特に地方でのドライバー不足が深刻な問題となっています。2024年には「自動車運送業」が特定技能制度に追加されますが、日本の物流文化や配送網に関する教育機会が発展途上国では限られています。特に東南アジアでは、ドライバーは男性が担う職業と見なされており、女性の活躍する場が抑制されています。こうした背景を受け、三社は「HanaLogi」の立ち上げを決定しました。

プログラムの具体的な内容


「HanaLogi」プログラムは、運転技術や安全基準、ホスピタリティに関する教育を提供します。修了生はセイノーラストワンマイルのグループ会社で「ハーティスト」として採用される予定です。プログラムは2024年12月から6ヶ月〜1年の期間で行われ、受講後には特定技能として日本に渡航可能です。初回はインドネシアのブカシ州でスタートし、今後はベトナム、カンボジア、ネパール、インドへと展開予定です。

「HanaLogi」がもたらす influencia


このプログラムには五つの強みがあります。まず一つ目は、東南アジアにおける女性のキャリア発展です。各国の行政と連携し、ホスピタリティドライバーという新しい職業を提案します。

二つ目は、業界全体に開かれたオープンプラットフォームの提供です。育成された人財は他の物流企業でも採用可能であり、中小企業でも利用しやすい仕組みを整えます。

三つ目は、日本型ラストワンマイルの技術やホスピタリティ教育の提供です。日本の基準をもとに教材を整備し、現地の講師を育成することに力を入れています。四つ目は、JLPT N3レベルを目指す日本語教育を通じて、より高い日本語能力を持ったドライバーを育成します。最後に生活支援が充実しており、安心して働ける環境を整えることが定着率向上に貢献しています。

各社の役割


三社は各自の強みを活かし、「HanaLogi」の実現に向けて協力します。明光キャリアパートナーズは教育機関との連携を担当し、日本語教育やホスピタリティ教育を実施します。セイノーラストワンマイルは、ドライバーを採用し教育する役割を担い、GTNは生活支援サービスを提供します。

今後の展望


今後は「物流人財コンソーシアム」を発足し、業界を越えた外国人財育成と定着支援のプラットフォームを構築する計画です。これにより、物流業界全体の人手不足の解消に貢献していく考えです。各社が共同で勉強会や採用イベントを実施し、物流事業者向けの教育基準を設けた共有型の採用インフラを整えることを目指しています。

物流業界の未来を切り拓く「HanaLogi」。これからの展開に大いに期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
株式会社明光キャリアパートナーズ
住所
東京都千代田区麹町5-4JPR麹町ビル3階
電話番号

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