ジザイエが資金調達
2025-04-08 10:49:45

ジザイエがシリーズAで約6億円の資金調達を実施し、遠隔就労の未来を拓く

ジザイエが約6億円の資金調達に成功



最近、株式会社ジザイエがシリーズAラウンドで約6億円の資金調達を実施したことが発表されました。東京大学の稲見研究室から生まれたスタートアップであり、同社はリアルタイム遠隔就労支援プラットフォーム「JIZAIPAD」を開発・提供しています。これは、通信インフラに依存せず、現場作業を遠隔で遂行可能にする革新的な技術です。

資金調達の背景と目的



ジザイエは、さまざまな現場における作業効率の向上や移動コストの削減、安全性の強化に貢献しており、これまで建設、製造、エネルギー分野での導入を進めてきました。このたび調達した資金は、以下の重点分野に投資されます。

  • - プラットフォーム「JIZAIPAD」及び関連プロダクトの開発体制の強化
  • - AIによる圧縮伝送技術のさらなる高度化・低遅延化
  • - アジア及び北米を中心とした市場でのグローバル展開
  • - エンジニアやプロダクト人材の採用強化
  • - 建設機械メーカーやインフラ企業との共同開発プロジェクトの推進

投資家の期待



この資金調達に際し、多くの投資家がジザイエに期待を寄せています。
レオス・キャピタルパートナーズの関悠樹氏は、ジザイエの技術と熱意を高く評価し、成長の可能性を感じています。また、SMBCベンチャーキャピタルの能勢和氏は、ジザイエが現場の様々な課題解決に取り組むなかで、今後ますます必要性が高まると期待を寄せています。

さらに、みずほキャピタルの藤田氏は、ジザイエの映像圧縮技術が広範な産業での応用可能性を秘めているとし、その成長を強力に支援していく意向を示しました。その他の投資家からも、ジザイエが目指す「すべての人が時空を超えて働ける世界へ」というビジョンに共感し、大きな期待が寄せられています。

業界へのインパクト



ジザイエが提供する「JIZAIPAD」は、労働力不足や移動コスト、安全性といった構造的な課題に対する新しいソリューションです。これにより、現場に行かずに作業を完了できる新しい働き方を現場に提供し、業界全体のデジタルトランスフォーメーションを加速することが期待されています。

今後の展望



ジザイエの代表、中川純希氏は、今回の資金調達を契機にさらに技術とプロダクトの深化を進め、国内外での市場展開を加速させていく意向を示しました。ジザイエが現場から未来の社会インフラを築く姿に、多くの期待が寄せられています。

会社概要



株式会社ジザイエは、2022年11月に設立されたスタートアップです。「すべての人が、時空を超えて働ける世界へ」をミッションに、独自の技術で現場の生産性向上に貢献しています。今後の展開が注目される企業の一つです。


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会社情報

会社名
株式会社ジザイエ
住所
東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル5F Inspired.Lab
電話番号

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