SWANTILEの革新に見る大判タイルの未来
2026年6月30日、岐阜県多治見市に本社を置く株式会社日東製陶所を中心に形成されたSWANTILEグループが、国内初の大判インクジェットタイル製造ラインを稼働し、新商品の販売を開始しました。この新たな進展は、従来の輸入品依存から脱却した大きな一歩であり、国内生産の強みを活かした高品質・安定供給のタイルが注目を浴びています。
大判タイル製造の新たな一歩
従来の600角タイルのほとんどが海外からの輸入品であった中、SWANTILEは長年にわたる技術開発と設備投資を経て、国内生産の体制を確立。この新ラインでは、最大1,200×600角(約120cm×60cm)の大判タイルを24時間体制で約1,600㎡生産できる能力を持っています。これにより、リアルな3D施釉技術を駆使し、天然石の質感や表情を忠実に再現した商品が提供可能になりました。
新たに取り扱うタイルラインには、「ベリッシモストーン」「リムストン」「テラナ」「クォーツァ」が含まれ、幅広い空間での利用が期待されています。これらの商品は、住宅や商業施設など多様なニーズに応えるために設計されています。
環境負荷の低減とサステナビリティ
SWANTILEは、環境意識の高い企業としても注目されています。高効率焼成炉の導入や排熱の再利用、太陽光発電の利用を通じて、CO₂の排出削減に努めています。さらに、国内生産の利点を活かし輸送時の環境負荷を軽減し、全体的な脱炭素化に貢献しています。
高品質と迅速な対応
国内生産における最大の利点は、品質と供給の安定性です。厳密な品質管理によって高い寸法精度とトレーサビリティが確保されており、為替変動や国際物流の影響を受けづらいため、顧客のニーズに応じた迅速な商品開発が可能です。
豊富な商品ラインナップ
今回新たに発表されたタイルシリーズは、それぞれ異なる特性を持っています。たとえば、「ベリッシモストーン」は高い防滑性能を持ち、屋外でも安心して使用できます。また「リムストン」「テラナ」はインテリアにも適したデザインの商品の展開があり、様々なライフスタイルに合わせた提案が可能です。「クォーツァ」は、その高級感と自然美で空間を一層洗練させます。
今後の展望
SWANTILEは、さらなる技術革新と環境への配慮を両立させながら、国産大判タイルの新たな価値を創造していく方針です。持続可能な社会と魅力ある建築空間の実現に向けて、今後も積極的に取り組んでいくことでしょう。
美しいデザインと機能性を兼ね備えた大判タイルが、今後の住まいや商業空間を彩っていくことを期待したいですね。