大盛況の「カクヨムコンテスト10」 最終結果発表
株式会社KADOKAWAが主催する日本最大の小説コンテスト「カクヨムコンテスト10」の最終結果が、2023年5月27日に発表されました。今回は過去最多の応募作品数、なんと30,405作品が集まり、消費者や読者からの注目を集めました。
選考結果の概要
最終選考では、95作品のうち1ユーザーが選出され、83作品が商用化の予定となっています。これはカクヨムコンテスト史上、過去最高の商用化作品数であり、注目の集まる結果となりました。この結果に伴い、大賞には合計7作品が輝きを放ちました。
内訳としては、特別賞が63作品、コミカライズ賞が35作品、さらにはプロ作家賞や読者賞も選出され、短編部門でも同様に多くの優秀作品が評価されました。ここで受賞した作品は、書籍化へとつながるチャンスがあります。
多彩な部門と受賞作品
各部門ごとの受賞作品も非常に多様性に富んでいます。
- - ライト文芸部門においては、藤夜さんの「異能の姫は後宮の妖を祓う〜平安陰陽奇譚〜」が受賞しました。
- - 異世界冒険部門では、月島秀一さんの「世界最強の極悪貴族は、謙虚堅実に努力する」が選ばれ、ドラマチックな展開が読者を惹きつけました。
- - また、異世界ライフ部門では紗沙さんの「転生凡人の英雄作成教室」が支持を得て、多くのファンを魅了しました。
他にも、ファンタジー恋愛部門やホラー部門など、ジャンルを超えた作品が揃い踏みし、全ての作品が独自のユニークさを持っています。
次回に向けた期待
次回「カクヨムコンテスト11」の開催も既に決定しており、応募要項の発表が2025年秋頃に予定されています。新たな創作の潮流を生み出すためのコンテストとして、期待は高まります。
「カクヨム」では、物語を愛するすべての人が自由に創作できる環境が整えられており、今後も多くの才能が生まれることが期待されています。カクヨムコンテストを通じて、新たな作家たちの登場にも注目が集まります。
KADOKAWAは引き続き、さまざまな小説コンテストや創作支援プロジェクトを行い、作家を目指す人々を応援しています。
公式情報
詳しい結果や今後の予定などは、ここに記載されているリンクからご確認いただけます。
このように、「カクヨムコンテスト10」は応募総数や商用化作品数が過去最高を記録し、作品の多様性が確認できる結果となりました。今後も新たな物語が生まれることを期待し、次回の開催を楽しみにしています!