医療機関向けカートのデザインを自由に選べる新サービス登場
福井県福井市に本社を持つサカセ化学工業株式会社は、医療機関向けキャビネットやカートの製造・販売を行っています。今回、同社は主力商品である医療用カートに新たなオプションサービス「Era-Beru(エラ・ベル)」を追加しました。このサービスは、ユーザーが好みに合わせたデザインを選択できるもので、2024年の4月1日から提供が開始されます。
「Era-Beru」シリーズの魅力
「Era-Beru(エラ・ベル)」は、医療機関向けカートの外装をオーダーメイドでデザインできるシリーズです。このサービスでは、側板や背板に使用する外装ボードや、筐体に使用するアルミフレームに任意の柄を付けることが可能で、1台からの受注も受け付けています。第一弾として、小児科・産科向けのオリジナル柄を3種類用意しており、これに加えて、患者や医療スタッフが描いた絵をデータ化してカートに反映することもできます。これにより、従来の無機質なデザインではなく、医療現場を明るくすることが期待されています。
「Era-Beru」シリーズは、このように視覚的にも楽しいデザインを取り入れることで、子供たちが医療行為に対する恐怖心を和らげ、安心した環境を提供することを目指しています。また、同じカートでも小児用と成人用を色分けすることで、投薬ミスなどの医療事故防止に貢献します。
長期使用に耐える高品質
サカセ化学工業のカートは、耐久性が非常に高く、10年から30年という長い期間使用できることが特徴です。しかし、環境や施設の変化に応じて、外装ボードを簡単に交換できることも魅力の一つです。これにより、常に最新の医療環境に合わせてカートを調整でき、医療機関のニーズに柔軟に応えることができます。
サカセのモノづくりへのこだわり
サカセ化学工業は、医療機関向けのキャビネットおよびカートを主力商品とし、全国の多くの病院に採用されています。これまでのヘルスケア市場における技術とノウハウを生かし、医療関係者や患者目線での製品開発を行うことで、高い耐久性と品質を実現しています。
また、操作性や機能性にも優れた製品を提供し、安全に使用できる環境を整えています。
この新しいオーダーメイドデザインサービスは、患者に安心感を与えるだけでなく、医療機関の顔となることも期待されています。カラフルなデザインで、医療現場に新たな風を吹き込む「Era-Beru(エラ・ベル)」シリーズ。まさに医療環境における革命的な取り組みと言えるでしょう。
会社概要
- - 商号:サカセ化学工業株式会社
- - 代表者:代表取締役社長 酒井哲夫
- - 所在地:〒910-0147 福井県福井市下森田町3-5
- - 設立:1962年1月
- - 資本金:9,600万円
- - 事業内容:医療用キャビネット・カート、医療用具、防災用品、各種プラスチック、ゴム、木、ステンレス、アルミ製品の企画・開発・設計・製造・販売
- - URL:サカセ化学工業