RobotPlusPlusが新たな清掃ロボットを発表
デジタル化が進む海事業界で、RobotPlusPlusは革新的な製品であるHighMate C20 Cargo Hold Cleaning Robotを開発しました。この新しいロボットは、9月3日にドイツのハンブルクで開かれた国際見本市SMM 2024でその姿を現し、来場者の注目を集めました。特に貨物倉の清掃業務の効率化を目指した設計が評価されています。
HighMate C20の特長
HighMate C20は、貨物倉における清掃作業を信頼性と効率性でサポートします。このロボットは、さまざまな海象条件に対応でき、貨物倉の表面の95%をカバーします。これにより、船員の高所作業に伴う危険性を大幅に低減することが可能です。
特に注目すべきは、ロボットに搭載されている500気圧を誇る5つの高圧ノズルです。これにより、1メートル幅での高効率な洗浄を実現し、従来の消火ホースに比べて100倍の圧力を使用しています。HighMate C20は1時間あたり最大500平方メートルの面積を清掃でき、その効率性のほどが伺えます。
操作の容易さ
さらに、HighMate C20は非常に使いやすく設計されており、基本的な操作を習得するのにわずか10分程度で済みます。この扱いやすさが、海事業界での普及を後押しする要因となるでしょう。
SMM 2024でのデモンストレーション
SMM 2024では、RobotPlusPlusがHighMate C20のデモを行い、その多目的なデザインが多様な船舶に適していることを示しました。これにより、同社は造船や船舶修理業界に向けた独自のソリューションを提供することもアピールしました。
また、RobotPlusPlusのドイツのパートナーであるMontiPowerも、独自の「HighMate Prepper」を展示。このロボットは、溶接や検査、ブリストルブラストの業務をサポートします。
海事業界の未来へ
RobotPlusPlusの創設者兼CEO、Hua-Yang Xu氏は、「SMMでの発表は本当にワクワクする出来事です。世界中の海事産業のリーダーに向けてこのロボットを紹介できることを大変嬉しく思っています。新しいパートナーとの出会いを楽しみにしています」と語ります。
RobotPlusPlusは、今後も海運業界におけるイノベーションの推進を目指し、協力を求めています。興味のある代理店は、
[email protected]までお問い合わせを。
RobotPlusPlusについて
RobotPlusPlusは、エンジニアリングに基づく企業であり、効率的で環境に優しいソリューションを提供しながら、安全な職場環境を実現することに取り組んでいます。ロボット工学とAI、RaaS(ロボット・アズ・ア・サービス)を駆使し、自律的な製品の開発に注力。これまでに約100万平方メートルの清掃を達成しており、海洋産業において高所作業ロボットの大手プロバイダーとなっています。
詳細は公式ウェブサイトwww.robotplusplus.comを訪れてください。RobotPlusPlusをLinkedIn、YouTube、TikTokでもフォローしてお見逃しなく。