東京大学に掲載された不動産データ
TRUSTART株式会社が、東京大学の空間情報科学研究センターが運営する「JoRAS」に不動産登記データを提供しました。このデータは、研究者向けのデータセットの一部として利用されることになります。TRUSTARTは、独自に収集した不動産関連情報を基に、業界におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する「R.E.DATA Plus」を開発・提供しています。
TRUSTARTのビジョンと取り組み
TRUSTARTは「人とデータで全てを可能にする」を企業の目的に掲げており、急速に変化する社会問題に取り組む姿勢を大切にしています。不動産に関する膨大なデータを集合させ、的確なデータ活用コンサルティングを通じて、その知見を深めてきました。「R.E.DATA Plus」は、こうしたビッグデータプラットフォームであり、さまざまな不動産関連データを収集し、順次提供しています。
JoRASでの新たな可能性
「JoRAS」とは、東京大学空間情報科学研究センターが運営する共同研究利用システムで、国内外の研究者との共同研究を推進するためのデータ提供プラットフォームです。TRUSTARTの不動産登記データがこのシステムに追加されたことにより、研究者は地番単位での不動産の動向や、都市空間の分析に基づく多様な研究に利用できる期待が高まっています。データは匿名化されており、プライバシーの問題にも配慮されています。
不動産業界への貢献
TRUSTARTは、信頼性の高いデータ収集と整備を行い、それを社会に役立てようとしています。今後はアカデミアや行政、ビジネス界とのさらなる連携を強化し、不動産データがより利用しやすい環境を整えていく方針です。これにより、データ駆動型の社会の実現を目指していきます。
不動産業界のデータ活用の現状
不動産や金融、インフラ業界では、持っているデータをうまく活用できない企業が多く、日々多くの問い合わせが寄せられています。TRUSTARTはさまざまな業界との共創を進め、アナログ情報の整理や生成AIを活用したデータ解析支援に取り組んでいます。これにより、不動産業界のさらなる発展を図ります。
R.E.DATA Plusの特徴
「R.E.DATA Plus」は、全国から様々な不動産ビッグデータを収集。特に、インターネット上では得られないアナログ情報を中心にデータを形成しています。相続や売買など、多岐にわたる不動産の異動登記情報を、ユーザーが自由に選び、閲覧することが可能です。また、特定の用途地域や土地面積、公示価格などを条件にデータを抽出する機能も提供しており、多くの業界で活用されています。
TRUSTART株式会社の概要
TRUSTART株式会社は、東京都港区に本社を置き、不動産ビッグデータ提供事業と不動産調査事業を展開しています。代表取締役の大江洋治郎氏のもと、2020年に設立され、ますます成長を続ける企業です。将来的には、より多くのデータを利用できる環境の整備や、研究サポートを通じた社会の発展に貢献していくことを約束しています。興味のある方は、会社のウェブサイトや資料請求ページを訪れてみてください。