家庭のかくれ資産
2018-11-07 11:49:00
日本家庭の潜在的資産を活かす!かくれ資産の実態調査
近年、家庭内に眠る不要物が新たな資産として注目されています。この資産は「かくれ資産」と呼ばれまして、日本全体では推計で37兆円以上にのぼるとされています。特に、個人が所有する不要品をフリマアプリで活用することが注目され、特にメルカリの存在が大きいです。
1. かくれ資産とは?
「かくれ資産」とは、家庭内の不要な物から生まれる潜在的な価値を指します。本調査によると、1世帯あたり約70万円の価値があるという結果が出ています。これにより、かくれ資産は一般的には金融資産や不動産に続く、第三の資産とみなされるようになりました。
2. 調査の概要
この調査は、株式会社ドリルが中心となり、2018年に実施され、対象者は10代から60代までの男女2,536名です。調査では、フリマアプリのデータを基に、不要品の数量とその平均売買価格を掛け合わせ、総額を算出しました。その結果、かくれ資産の総額は37兆177万円で、国民1人あたり約28万1,277円相当とされています。
3. かくれ資産の内訳
調査によると、家庭内でのかくれ資産の内訳はさまざまで、主に服飾雑貨や書籍、CDが多く占めています。特に、服飾雑貨は41.7%を占め、次いで書籍・CD・ゲーム類が21.7%となっています。また、1人あたりのかくれ資産は年齢と共に増加する傾向があり、特に60代以上の女性が最も多くなっています。
4. かくれ資産の処分方法
不要品の処分方法としては、フリマアプリが人気です。調査では、リサイクルショップへの持ち込みが31.9%と最も多く、続いてフリマアプリが15.4%、オークションサイトが9.2%となりました。また、フリマアプリを使った人の平均的な収入は、年間で5万円以上となる傾向があります。
5. 年収とかくれ資産の関係
かくれ資産は年収の約13.0%に相当し、自分が思っている以上の資産を持っている人が多いことが判明しました。一方で、過去1年間でのかくれ資産は微減傾向にあり、利用されるプラットフォームが多様化しています。特に、フリマアプリ利用者が増えたことで、皆さんの資産意識も高まってきています。
6. まとめ
今回の調査は、日本の家庭に眠るかくれ資産の潜在的価値に光を当てるものであり、フリマアプリの利用がこの流れを加速しています。今後もこの価値をどのように活用するかが鍵となりそうです。大掃除などの機会を利用して、ぜひ皆さんもご自身のかくれ資産を見直してみてはいかがでしょうか。今後11月に開設される予定のサイトでも、さらに詳細なかくれ資産の試算ができると期待されています。
会社情報
- 会社名
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みんなのかくれ資産調査委員会
- 住所
- 東京都渋谷区宇田川町19-5
- 電話番号
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