無印良品が提案する地域体験型宿泊施設「MUJI BASE OIKAWA」の魅力
2023年10月1日、無印良品を展開する株式会社良品計画が千葉県夷隅郡大多喜町に新たな地域体験型宿泊施設「MUJI BASE OIKAWA」をオープンしました。この施設は、旧老川小学校の廃校をリノベーションしたもので、訪れる人々に地域の魅力を深く体験してもらうことを目的としています。
「MUJI BASE」シリーズは、昨年オープンした「MUJI BASE KAMOGAWA」(鴨川市)および「MUJI BASE TESHIMA」(香川県)に続くプロジェクトです。良品計画は、地域の文化や価値観を尊重し、住民との共存を図るために、遊休不動産を活用し、地域活性化に寄与する取り組みをしています。
多彩な施設と体験
「MUJI BASE OIKAWA」では、宿泊施設が2棟、無印良品のショップ、コワーキングスペース、さらにコインランドリーやライブラリーも完備。宿泊者と地域の人々が共に交流できる空間が広がっています。
宿泊棟
宿泊棟は、元々は教室として使用されていた空間を生かした2棟3室の客室から構成されています。A棟は141㎡、B棟は151㎡で、最大10名まで宿泊可能です。それぞれ教室の名前にちなんで名付けられています。
ショップとコワーキングスペース
無印良品の商品だけでなく、地域特産品も取り扱うショップと、予約なしで利用できるコワーキングスペースも設けています。これにより、地域の方々や観光客が気軽に足を運ぶことができます。
地域とのつながり
「MUJI BASE OIKAWA」では、宿泊だけではなく、地域の魅力を再発見するための体験プログラムも充実しています。隣接する農場での収穫体験や、味噌・醤油づくりのワークショップ、さらには養蜂体験など、地域の人々と交流しながら、思い出に残る時間を過ごすことができます。
デザインと遊び心
インテリアについては、インテリアブランドIDÉE(イデー)が手掛けており、“PLAYGROUND”というテーマの下、教室で使用されていた机やスツールをダイニングセットとして再利用。体育館のバスケットボールをアップサイクルアートに変換するなど、遊び心満載の空間が広がっています。これにより、ノスタルジックでユニークな体験が実現されています。
宿泊と料金
宿泊は、A棟で1泊50,000円から、B棟で55,000円~と、人数や季節によって変動があります。BBQスペースや共用のキッチンも利用できるため、家族や友人との楽しいひとときを過ごすにも最適です。
「MUJI BASE OIKAWA」は、ただの宿泊施設ではなく、地域の文化と風土を体験し、新しいライフスタイルを探求する場です。千葉県大多喜町に訪れる際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
予約情報
宿泊の予約は公式ウェブサイトから行えます。
MUJI BASE OIKAWA公式サイト
また、Airbnbのプラットフォームを利用した予約も可能です。
この新しい拠点で過ごす素敵な体験を、ぜひあなたも楽しんでください。