平野圭子がICF認定コーチの書籍に寄稿
株式会社コーチ・エィのエグゼクティブ・コーチである平野圭子氏が、2024年9月に発刊される新刊『Becoming an ICF Credentialed Coach: The Journey to ACC, PCC and MCC - Practice Insights from ICF Assessors』において、37名のアセッサーの一員として執筆しました。この書籍は、ICF(国際コーチング連盟)認定資格を取得する際の評価基準やアプローチを詳細に説明しており、特にコーチングの実践を目指す人々にとって非常に価値のある内容となっております。
書籍の特徴と平野氏の貢献
本書では、ICF認定資格であるACC、PCC、MCCを取得するために受験者が提出するコーチングセッション録音を、どのような観点から評価されるのかについて解説されています。38章に分かれた内容で、評価基準や実務に基づく洞察が提供され、特にPCCマーカーやコア・コンピテンシーにフォーカスしています。
平野氏は第10章「Exploring Competency 8: Facilitates Client Growth」の共著者として、クライアントの成長を促進するためのコーチングのあり方を考察しています。この章では、クライアントが学びを行動に変え、自立する過程をどのようにサポートするかについて深く掘り下げられています。
また、第27章には「The Dynamic Process」と題し、コーチとしての成長過程や継続的な学びについての重要性が論じられています。コーチという職業とは何か、コーチとしてのアイデンティティをどう育んでいくかという観点からも、多くの示唆が得られる内容です。
平野圭子の著者経歴
平野氏は慶應義塾大学を卒業後、1997年に株式会社コーチ・トゥエンティワンを設立に参画。これまでに約25年にわたる豊富なコーチング経験を持ち、海外コーチの育成やエグゼクティブ・コーチングに従事してきました。2002年から2004年には国際コーチング連盟の理事を務め、2018年には日本コーチ協会の理事長も務めています。特に、学び続ける姿勢を大切にし、コーチング業界における影響力を持つ人物です。
書籍に関する詳細情報
出版社はLibri Publishing Ltdで、英語で書かれたこの書籍は、358ページのペーパーバック版として提供されます。アマゾンや楽天ブックス、紀伊国屋書店で購入可能となる予定です。この書籍は、今後のコーチングプラクティショナーにとって貴重なリソースとなるでしょう。
まとめ
平野圭子氏の執筆が光るこの書籍は、ICF認定資格を目指す多くの方々にとって、コーチングの本質や評価基準を理解するための重要な手引きとなることでしょう。彼女の経験に基づいた知見は、業界内での信頼性と権威をさらに高める要素となります。今後の動向にもぜひご注目ください。