新潟の国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校が、2050年のカーボンゼロ達成を応援する活動に参加しました。この活動は、新潟県と地球温暖化防止活動推進センターが推進しているもので、快適で環境に優しい暮らしを実現するための取り組みです。そして、同校の学生たちはエンタテイメントを通じて、この重要なメッセージを発信しようとしています。
2024年7月25日には、応援ソング『TiPS』のレコーディングとミュージックビデオ(MV)が公開される予定です。サウンドクリエイター科、映像デザイン科、ダンス科の学生たちが一緒に協力し、音楽と映像で環境保全の意識を広めるための作品を作り上げました。このプロジェクトは、エンタテイメントを利用した環境活動の新しい試みとして、多くの関心を集めています。
サウンドクリエイター科の学生が手掛けたテーマソングのレコーディングに加え、映像デザイン科の学生たちはMVの撮影と編集を担当し、ダンス科の学生たちはパフォーマンスで彩りを添えています。エンタテイメントを駆使して、環境保全という重要なテーマにしっかりと向き合ったセッションとなったことが伺えます。
また、「ゼロチャレダンス」としてお笑い芸人の「大谷ってヤツですよ」さんとダンス科の学生たちがコラボレーションを行い、イベントでのパフォーマンスを披露する活動も行われています。このような活動を通して、学生たちは地域の人々とのつながりを深め、環境問題への関心を高めることができると期待されています。
さらに、学生たちは『ゼロチャレTiPS』というYouTube番組を運営しており、身近にできる環境保全行動「にいがたゼロチャレ30」を楽しく紹介。一般の人々がどのようにカーボンゼロに向けたアクションを起こせるかについても考える機会を提供しています。このシリーズは次世代へのメッセージを盛り込んだコンテンツとして、多くの視聴者を惹きつけているようです。
応援ソング『TiPS』の作詞は、新潟県住みます芸人の「いっすねー!山脇」さんが手掛け、タレントの相沢菜々子さんも参加するなど、学生たちと地域のアーティストの貴重な交流の場ともなったレコーディングが行われました。このように、多彩な人々が集まりこのプロジェクトに取り組むことで、学生たちにとっても新しい学びの場が創出されています。
映像デザイン科の坂内涼天さんは「このMV制作を通じて、環境問題を改めて考える貴重な機会になった」とコメントしており、活動は学生自身の将来を見据えたものとなっていることがわかります。
今後も、同校は2050新潟カーボンゼロチャレンジを推進し、環境問題に対する理解と awareness を深めるための活動を続けていく計画です。音楽、ダンス、そしてエンタテインメントを通じて、地域貢献と若年層への環境教育の強化に向けた取り組みが、一層盛んになることでしょう。